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赤坂の「虎屋菓寮」で新作「満寿泉 貴醸酒氷」 赤坂店限定で「氷あんず」も

新作の「満寿泉 貴醸酒氷」

新作の「満寿泉 貴醸酒氷」

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 赤坂の老舗和菓子店とらやの喫茶「虎屋菓寮 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)が7月1日、新作かき氷の提供を始める。

赤坂店限定の「氷あんず」

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 期間限定で提供する「満寿泉 貴醸酒氷(ますいずみきじょうしゅごおり)」(1,870円)は新作で、富山県の桝田酒造店で造られた貴醸酒を使ったかき氷。器にはこしあんを入れて氷を盛る。その上に、同酒と白蜜で作った酒の風味がしっかりと感じられる自家製のシロップをかけ、黒砂糖を使った琥珀(こはく)かんと、同酒と白あんで仕上げたようかんをそれぞれ2個添えて提供する。

 とらや広報担当者の小谷由香里さんは「貴醸酒は、酒を仕込む水の一部を日本酒に代えて仕込むもので、とろりとして甘露な味わいが特徴。同貴醸酒氷は、1食当たりのアルコール濃度が1.2%あるので、運転される方には提供することができない」と話す。

 同店ではそのほか、5種類のかき氷を展開する。「氷あんず」(通常サイズ=1,540円、小サイズ=1,210円)は赤坂店限定メニュー。自家製の「あんずピューレ」と、白蜜にあんずのリキュール「アマレット」の風味を利かせて仕上げた自家製シロップをかけて提供する。

 定番かき氷の「宇治金時」は、北海道産の小豆を使った小倉あんに宇治抹茶「京の調」と徳島県産の和三盆糖で作った濃厚な抹茶蜜をかけて提供する。白小豆100%の白小倉あんと抹茶蜜を使った「宇治みぞれ」(以上、通常サイズ=1,430円、小サイズ=1,100円)、小倉あんと和三盆糖蜜で仕上げた「氷あずき」、和三盆糖蜜の上に氷を盛り、抹茶蜜をかけた「宇治氷」(以上通常サイズ=1,320円、小サイズ=990円)をそろえる。トッピングには「白玉」(1個=55円)や「練乳」「抹茶蜜」(以上110円)を用意する。

 小谷さんは「『満寿泉 貴醸酒氷』は、同酒やあん、それぞれの良さを生かしつつ食べ進めることで味と香りの融合とその変化を楽しんでもらえる。お酒が好きな方に楽しんでもらいたい」と話す。

 提供時間は11時~18時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。毎月6日定休(12月を除く)。「満寿泉 貴醸酒氷」の提供は7月31日まで、ほか5種類は9月30日まで。

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