赤坂のレストラン「CROSS TOKYO」(港区赤坂5、TEL03-5545-5408)がオープンして1ヶ月を迎える。
昨年12月下旬、六本木けやき坂より赤坂に移転した同店。食を通して「ヒト・モノ・コト」をつなぐことをコンセプトに、旬産旬消や医食同源の考え方を取り入れ、野菜を中心とした料理を提供する。ゼネラルマネージャーの山口洋平さんは「料理の見た目やおいしさはもちろんのこと、食べることによって健康を保つことができたり、一緒に食事をした人同士がつながれるような店にしたい」と話す。
ザホールデザインの杉山敦彦さんが内装を手がけ、椅子、テーブルもオリジナルで制作。中華テーブルのように中心部が回る「シェアターンテーブル」によって、欧米でトレンドの大皿料理を分け合う「ファミリースタイル」を取り入れる。「大皿料理をテーブルでシェアすることによって自然と同席者と会話が生まれる」と山口さん。メニューは「ミネストローネカレー」や季節ごとの海鮮を漁師風に焼き上げた「フリ・ドゥ・ラ・メール」などを取揃える。
約100坪という面積のフロアを活かし、パーティーなどの貸切にも対応。移転前には年間120組ものウェディングを行った実績があり、新店では1日1組限定で年間80~90組ほどのウェディングの実施を目指す。ウェディングコーディネーターと連携し、新郎新婦の希望に合わせてフラワーコーディネーターやアートディレクターによる専用のチームを編成。同店でウェディングを行う条件として必ずチームと新郎新婦が顔を合わせるミーティングを実施する。
山口さんは「チーム全員で新郎新婦と顔を合わせることによって、新郎新婦の希望をより的確に共有することができる。人と人とのつながりを大切にすることで、一生心に残る素敵な1日になれば」と話す。
営業時間は11:30~15:00、18:00~23:30。不定休。