赤坂アークヒルズ（港区赤坂1）3階のレストランフロアが3月28日、リニューアルオープンする。

「成都正宗担々麺 つじ田 アークヒルズ店」の「成都担々麺」

　1986年（昭和61年）にオフィスなどが入居する複合施設として完成した同所。運営を手掛ける森ビル赤坂・虎ノ門エリア店舗運営室の辻本慎之介さんは「当施設はオフィスワーカーをはじめ、周辺の大使館や外資系企業に勤務する人など、さまざまな国籍と文化的背景を持った人が集まる場所となっている。リニューアル後は、当社が掲げる『Global Neighborhood』のコンセプトを表すような、高品質で満足度の高い飲食店を集めた」と話す。

　リニューアルをきっかけに、物販店やサービス店だった場所を飲食店に変え、オフィスワーカーの食のニーズを満たすため、カジュアルレストランを集積した。イートインだけでテークアウトのニーズにも対応した9店が出店する。空間デザインは建築家の永山祐子さんが手掛ける。

　新たに出店するのは、「日本橋　天丼　金子半之助」、「成都正宗担々麺 つじ田 アークヒルズ店」、「つじ田」と「金子半之助」の創業者による「日本橋海鮮丼　つじ半」、博多長浜ラーメン「田中商店」の姉妹店の中華そば専門「田中そば店」、東京初進出の「金沢かつぞう」、スープ専門店「北海道スープスタンド」、デリ業態のタイ料理専門店「チャンロイ」、新鮮な野菜を自分好みにカスタムしサラダを注文できる「クリスプ・サラダワークス」、野菜に特化したメニューを中心とした弁当の店「DexeeDeli アークヒルズ店」の計9店。

　辻本さんは「洗練された空間で有名店や人気店の味をぜひお楽しみいただきたい。近隣にお勤めの方はもちろん、イベントにお越しいただいた方など幅広いシチュエーションで利用してほしい」と話す。