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Bizタワー連動企画「灯る赤坂」第1回 「赤坂柿山」と「ざくろ」が伝える、赤坂のあたたかさ

華やかで、少し敷居が高いと思われがちな一方、人情味あふれる人たちが迎えてくれる街・赤坂。

そんな赤坂の魅力をより広く伝えるため、「赤坂Bizタワー SHOPS&DINING」の公式Instagramと赤坂経済新聞による共同企画「灯る赤坂 ~人のあたたかさが、そっと息づく街~」がスタート。

赤坂Bizタワー内の店舗と、赤坂の街に根ざす店舗を1店ずつ取り上げ、店を支える人や商いへの思い、赤坂との関わりなどを通して、この街に息づく人のあたたかさを紹介します。

第1回は、1971(昭和46)年創業の「赤坂柿山 赤坂本店」と、1955(昭和30)年創業の「ざくろ」。それぞれが大切にしてきた仕事へのこだわりや、赤坂の街への思いをお伺いしました。

 

“前日精米”から始まる米菓づくり「赤坂柿山」


「赤坂柿山 赤坂本店」店内の様子

―――まず、「赤坂柿山」がどのようなお店か教えてください。

川合寛妥社長(以下、川合さん):あられやおかきを専門に扱う米菓専門店です。1971(昭和46)年に父の寛二が創業し、1973(昭和48)年に西荻窪から赤坂へ本店を移しました。

当時の赤坂には料亭をはじめ「和の名店」が多く、その上質なイメージを大切にしたいという思いがあったと聞いています。現在は全国の百貨店などにも店舗を展開していますが、赤坂は私たちにとって変わらない原点です。


1999(平成11)年に2代目社長へ就任した川合寛妥さん

―――「赤坂柿山」ならではの魅力や、商品作りへのこだわりを教えてください。

川合さん:おかき作りでは、富山県産の「新大正もち米」を主に使い、お米の香りをしっかり感じていただくため、前日に精米しています。なるべくお米に負荷をかけないよう、伸ばしたり形を作ったりする工程では、人の手も大切にしています。

一方で、パッケージは、お客さまが生活の中でワクワク、ドキドキできるような華やかさを意識しています。


贈答用から普段使いまで、さまざまな米菓をそろえる同店

―――川合さんは、赤坂の街とはどのように関わってきましたか?

川合さん:50年以上この街で商いを続けてきて、私自身、「赤坂に育ててもらった」という思いがあります。

2025年からは「赤坂田町三・四・五丁目町会」の会長も務めることになりました。これだけ長く赤坂で商売をしてきた以上、恩返しではないですが、そのくらいはやらなければと思って引き受けました。実際にやってみたら、想像以上に大変ですけどね(笑)。

 
華やかなパッケージの魅力を伝える店長の池田麻衣さん

―――川合さんご自身にとって、赤坂はどんな街ですか? これからどんな街であってほしいですか?

川合さん:一言で表すなら、「混沌」だと思います。昔は料亭街がある一方で、華やかなナイトクラブもありました。今もビジネス街としての顔があり、夜になれば飲食店がにぎわう。和と洋、伝統と新しさが全部入り交じっている。その一つに絞り切れないところが、赤坂の魅力だと思います。

個人的には、昼間の「赤坂氷川神社」の緑も好きですし、夜のネオン街も好きです。その両方があるのが赤坂なんですよね。それぞれの店が頑張って人を呼び、その人がまた別の店にも足を運ぶ。そんなつながりが自然に生まれる街であり続けてほしいと思います。

―――川合さん、ありがとうございました!

 
町会長としても赤坂の街づくりに関わる川合さん

“オリジナルごまだれ”が引き立てるしゃぶしゃぶ「ざくろ」

―――まず、「ざくろ TBS店」がどのようなお店か教えてください。

田口秀樹店長(以下、田口さん):しゃぶしゃぶやすき焼きを中心に提供する日本料理店です。会社は1955(昭和30)年、赤坂1丁目の「日本自転車会館」に1号店を開きました。1964(昭和39)年、東京オリンピックが開催された年に、現在の「ざくろ TBS店」の前身となる4号店をオープンし、赤坂Bizタワー SHOPS&DINING内へ移転した今も営業を続けています。

 
落ち着いた雰囲気で、ゆったりと食事を楽しめる店内

―――「ざくろ」ならではの魅力や、料理、接客へのこだわりを教えてください。

田口さん:看板料理は、黒毛和牛を使ったしゃぶしゃぶです。全国各地から、その時々で状態の良い肉を仕入れ、オリジナルのごまだれで召し上がっていただきます。すき焼きや、長年提供している「銀だらの西京焼き」などもご好評をいただいています。

接客には、決まったマニュアルがありません。目の前のお客さまが何を求めているのかを考え、一人一人に寄り添ったサービスを心がけています。これまで大きな広告などはほとんど行わず、「あそこの店はいいよ」と、お客さまからお客さまへ伝えていただくことで支えられてきました。

 
黒毛和牛とオリジナルごまだれで味わう看板のしゃぶしゃぶ

―――田口さんは、赤坂の街とはどのように関わってきましたか?

田口さん:赤坂は、ざくろにとって創業の地です。長年通ってくださる地元のお客さまも多く、以前赤坂1丁目にあった1号店のお客さまが、現在のTBS店へ足を運んでくださることもあります。

私自身、ざくろに入社して約26年になります。入社時に勤務したのも、赤坂サカスができる前のTBS会館にあった店でした。その後、日本橋や銀座の店も経験しましたが、最も長く勤めている街が赤坂です。

赤坂に本社を構える「ホッピービバレッジ」とも長年のお付き合いがあり、新商品を導入するなど、赤坂で築いたご縁が今も続いています。

 
牛肉料理をメインに据えた御膳メニュー

―――田口さんご自身にとって、赤坂はどんな街ですか? これからどんな街であってほしいですか?

田口さん:一言で表すなら、「江戸と東京がミックスされたような街」です。日本古来の風情が残る一方で、品格のある大人が楽しめる都会的な一面もある。その両方が共存している場所だと思います。

赤坂は、ざくろにとって原点となる大切な街。これからも、長く通ってくださるお客さまとのつながりを大切にしながら、初めて訪れる人や海外からのお客さまにも、ざくろの料理や接客の魅力を伝えていきたいと思います。

―――田口さん、ありがとうございました!


長年赤坂で接客を続ける田口秀樹店長

2店から広がる赤坂の“あたたかさ”

今回は、赤坂で50年以上歩んできた「赤坂柿山 赤坂本店」と「ざくろ TBS店」をご紹介しました。皆さんは、どんな「あたたかさ」を感じましたか?

この街には、まだまだ伝えたい人や店があります。「灯る赤坂」は、これからも街に息づく人のあたたかさをお届けしていきます。第2回もぜひお楽しみに。

<店舗情報>
「赤坂柿山 赤坂本店」
住所:港区赤坂2-13-23
電話番号:03-3585-9927
営業時間:9:30~18:00
定休日:日曜・祝日
公式サイト:https://www.kakiyama.com

「ざくろ TBS店」
住所:港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー SHOPS&DINING 2階
電話番号:03-3582-6841
営業時間:11:00~15:00、17:00~22:00
定休日:なし
公式サイト:https://www.zakuro.co.jp/restaurant/akasakabiz/index.html
 

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