見る・遊ぶ

サントリーホール「ブルーローズ」で室内楽の祭典 12企画21公演

「ENJOY! 室内楽アカデミー・フェロー演奏会」昨年の様子

「ENJOY! 室内楽アカデミー・フェロー演奏会」昨年の様子

  • 0

  •  

 サントリーホール(港区赤坂1、TEL 0570-55-0017)内の小ホール「ブルーローズ」で6月3日、室内楽の祭典「サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン 2023」が始まる

ステージを取り囲むように椅子を並べる横使いの「ブルーローズ」©サントリーホール

[広告]

 「クラシック音楽の原点ともいわれる室内楽を、もっと気軽に楽しんでほしい」と2011(平成23)年に始まった同イベント。会場はステージを取り囲むように椅子を並べ、演奏者の息づかいや表情を間近に体感することができるようにしている。

 今年は12企画21公演を行う。3日からは、イギリスから初来日の「エリアス弦楽四重奏団」がベートーベンの弦楽四重奏曲を短期間に集中して全曲演奏する「ベートーベン・サイクル」を6公演にわたり披露する。

 10日・17日は、サントリーホール室内楽アカデミー・フェローが日頃の研鑽(けんさん)の成果を発表する「ENJOY!室内楽アカデミー・フェロー演奏会」を開催。10日はファゴットのミハエラ・シュパチュコヴァーさんが特別ゲストとして出演する。

 15日・17日はドイツの「クロンベルク・アカデミー」の初来日公演「クロンベルク・アカデミー 日本ツアー ~世界の若きソリストと第一線の指導者たち」を開催する。両日ともバイオリニストの大江馨さんと毛利文香さんが、15日にはチェリストの宮田大さんが同アカデミーの卒業生として出演。17日はビオリストで同アカデミー講師の今井信子さんも出演する。

 このほか、平日の13時から出演者のトークを交えた1時間のコンサート「プレシャス1pm」を3公演開催。「CMGフィナーレ 2023」など5公演では、有料のオンライン配信も行う。

 サントリーホール広報担当者の伊藤雅美さんは「16日間にわたる祭典なので、好みや都合に合わせて多くの方に室内楽を楽しんでほしい」と話す。

 開演時間と料金は各公演により異なる。6月18日まで。

赤坂経済新聞VOTE

今、赤坂にほしい施設は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース