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赤坂のチョコレート店が新作フィナンシェ エクアドル産「アマゾンバニラ」使う

新作「アマゾンバニラのフィナンシェ」

新作「アマゾンバニラのフィナンシェ」

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 赤坂のチョコレート専門店「MAMANO CHOCOLATE(ママノ・チョコレート)」(港区赤坂3、TEL 03-6441-2744)が5月2日、エクアドルのアマゾンで収穫されたバニラビーンズ使った焼き菓子の販売を始めた。

「アマゾンバニラのフィナンシェ4個箱」

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 新作の「アマゾンバニラのフィナンシェ」(400円)は、同店で扱うカカオと同じエクアドルのアマゾンの自然体系に育つ「アマゾンバニラ」を使った商品。バラ売りのほか「アマゾンバニラのフィナンシェ4個箱」(1,800円)も用意する。

 店主の江沢孝太朗さんは「バニラビーンズは世界で最も愛されているスパイスの一つで、香りがフワリと漂うだけで人を笑顔にしてくれる。そのようなバニラビーンズが、当店と長年協力関係を築いているエクアドルの熱帯雨林に自生していることを以前から分かっていたが、最近ようやく同地域の先住民組合のうちの一つが少量を販売できるまでになったと知り『アマゾンバニラ』を使った商品を販売しようと思った」と話す。

 フィナンシェの1個の大きさは縦4センチ×横幅8センチ×厚み1センチの長方形。甘く複雑な香りを持つという「アマゾンバニラ」の味わいを引き立てるため、バターの焦がし加減や発酵時間、素材の甘み、塩の加減にこだわって仕上げたという。

 江沢さんは「『アマゾンバニラ』を使うことで先住民の組合メンバーの収入向上になる。『チャクラシステム』と呼ばれる世界農業遺産に認定された自然農法で栽培されているため、熱帯雨林の保護や生物多様性の保全、気候変動対策にもつながる。フィナンシェを一口頬張ると、発酵バターの香りと同バニラの香りが広がる。複雑な香りが重なり合って構成されているので、ゆっくりと、さまざまな香りを楽しんでいただけたら」と話す。

 営業時間は毎月異なる。

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