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赤坂の「文教堂書店」閉店へ ビル建て替えに伴い27年の歴史に幕

「文教堂書店 赤坂店」外観

「文教堂書店 赤坂店」外観

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 赤坂の書店「文教堂書店 赤坂店(港区赤坂2、TEL 03-5573-4321)」が6月17日、閉店する。

「文教堂書店 赤坂店」公式ツイッター2022年6月15日のスクリーンショット

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 国際新赤坂ビル東館1階に1995(平成7)年9月2日にオープンし、27年間の営業の歴史に幕を下ろす同店。テレビ局や広告代理店、飲食店、オフィスなどが周辺にある場所に位置し、文庫やコミックだけでなく、マスコミ関連、広告関連、デザイン関連、プレゼンテーション関連、専門料理関連書籍など同店ならではのラインアップを取りそろえてきた。国会便覧、宣伝会議が発行している雑誌のバックナンバー、コマーシャルフォトもバックナンバーを常設した。

 文教堂運営本部エリア統括部第4エリアマネジャーの富田利之さんは「ビジネスや広告関連雑誌、タレントの本では小説、エッセー、写真集、広告やプレゼン関連の書籍、メディアガイドが、他店に比べ売り上げが多かったのが特徴的。スター名鑑なども取り扱い、立地に特化したものは売り上げが好調だった」と振り返る。「当店はTBSの目の前という立地もあり、政治家、俳優、タレント、作家、アナウンサーなど、たくさんの方々にご来店いただいた。コロナ禍前には、作家やタレントのサイン本も多く置いていた」とも。

 「赤坂ニ・六丁目地区開発計画」によるビル建て替え工事に伴いする閉店は現在、公式ツイッターで、店舗に掲示する閉店までの日数を知らせるカウントダウンと共に、本の紹介を行っている。

 富田さんは「コロナ禍で世の中のライフスタイルが大きく変わったことや、休業や営業時間の変更もあり、1年数カ月間で駅周辺の一般書店が無くなってしまったことに驚きを隠せない。現在営業を続けている書店には赤坂の文化発展の下支えとなる役割を担ってほしいとの思いがある」と話す。

 「当社の店舗は、地域住民の憩いの広場として毎日自然と足が向くような楽しい店にしたいという思いがあり、当店も赤坂に関わる全ての皆さまに愛される店を目指してきた。ツイッターで閉店告知をしたところ、多くの応援やねぎらいのメッセージをいただいた。書店を必要としてくれている方がたくさんいることも再認識したと同時に、関わった全ての人へ感謝の思いを伝えたい」とも。

 営業時間は10時~21時。営業は6月17日まで。

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