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赤坂にイタリアン「Leon」 同級生の店主とシェフが出店

食材の仕入れによって日替わりとなるコース料理

食材の仕入れによって日替わりとなるコース料理

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 赤坂のイタリア料理店「Leon Akasaka」(港区赤坂6、TEL 03-6441-2029)がオープンして1カ月がたった。

店内の様子

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 5月5日にオープンした同店。「季節を感じるイタリアン」をコンセプトに、旬の和食材を使ったコース料理を提供する。

 店主の田島和彦さんとシェフの溝尾歩さんは、調理の専門学生時代からの友人関係で、15年前から一緒に飲食店を出店したいという夢を抱いてきた。田島さんは、専門学校を卒業後に和食の道に進み、ミシュラン2つ星の獲得経験を持つ京都の懐石料理店「割烹(かっぽう)八寸」などで修業。2017(平成29)年に代官山に懐石料理店「割烹TAJIMA」をオープンした。溝尾さんはイタリア料理の道に進み、八重洲のイタリア料理店「カノビアーノTOKYO」やイタリアで修業を積み、帰国後は神楽坂のイタリア料理店「ソプラアクア」などに勤務した。

 メニューには、食材の仕入れによって日替わりとなる前菜、魚料理、肉料理、パスタなどがセットのコース料理(6,600円)を提供する。

 コースをにぎわわせてきた料理は、スペイン発祥の冷製スープ「フルーツトマトと水ダコのガスパチョ」や、低温調理したますとメレンゲの入った衣を付けて揚げた沢がにを盛り合わせた「海マスの低温調理 沢蟹(さわがに)のフリット」など。「徳島県産珊瑚(さんご)樹トマトの冷製カッペリーニ キャビア添え」や、「国産和牛イチボのロースト 茨城県産原木椎茸(しいたけ)」、「淡路島産釜揚げシラスのペペロンチーノ」なども提供した。

 溝尾さんは「店内は、カウンター席だけでなくテーブル席からも調理の様子が見られる設計となっている。食材を器に盛りつける場面など、料理を作るライブ感を楽しんでもらいたい」と話す。「スタッフとお客さまがいて初めて料理が完成する。肩ひじを張らずに、お客さま同士がリラックスしながら、料理をカジュアルに楽しんでいただければ」とも。

 営業時間は18時~23時。

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