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赤坂の和菓子店「塩野」が仮店舗から新店舗に再移転 工場を2階に新設

店舗外観

店舗外観

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 赤坂の和菓子店「塩野」(港区赤坂2、TEL 03-3582-1881)が5月19日、移転オープンした。

「菊最中」

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 1947(昭和22)年に初代社長の高橋十一さんが創業した同店。店名は、十一さんが勤めていた和菓子店「塩瀬」と、十一さんの幼少時の名字だった「野口」から一文字ずつ取った。丹波大納言粒餡(あん)を使った「どら焼き」(280円)や大納言餡入りの「菊最中(もなか)」(260円)などを販売する。

 同店は2018(平成30)年5月、旧店舗の建物が老朽化したため、仮店舗を約220メートル北側の赤坂3丁目に移し、約3年間の新店舗建設工事に入った。工事は、先月6日に完了。60坪の敷地内に3階建ての店舗を建設し、1階に販売所、2階に工場を構えた。以前は店舗の裏側に工場を置いていたが、同じ建物内に工場と販売所を設けることで業務の効率化を図った。

 2代目社長の高橋博さんは「これまでと同様に通常販売の和菓子のほか、毎月、その季節に合った和菓子も10種類ほど用意している。6月16日の『和菓子の日』にちなみ、当日は購入者に楓饅頭(かえでまんじゅう)を進呈する」と話す。「和菓子が好きな人はもちろん、節句や折々の行事の際などに、ぜひ当店の和菓子を食べてもらいたい。新店舗にもぜひ足を運んでほしい」とも。

 営業時間は9時~18時(土曜・祝日は17時まで)。日曜定休。

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