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サントリーホールで現代音楽の祭典「サマーフェスティバル2011」-世界初公開アニメも上映

サントリーホールの大ホール正面に設置されているパイプオルガン。写真:サントリーホール提供

サントリーホールの大ホール正面に設置されているパイプオルガン。写真:サントリーホール提供

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 サントリーホール(港区赤坂1)で8月22日から、最新の現代音楽を紹介するイベント「サマーフェスティバル2011」が開催される。主催はサントリー芸術財団(港区)。

今年は映像と音楽のコラボがテーマ

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 同財団の前身であるサントリー音楽財団は、クラシック音楽の分野で功績を挙げた音楽家や団体を顕彰するため1969年に設立。以来、「サントリー音楽賞」や記念コンサートの開催、チャレンジ精神に満ちた公演を顕彰する「佐治敬三賞」、20世紀以降のクラシック音楽の紹介、そして「日本人作曲作品の振興」のための事業など、幅広い活動を行ってきた。

 今年の特集公演では映像と音楽のコラボレーションがテーマ。フランスを拠点に活躍する作曲家の望月京さんが、ルーヴル美術館の委託を受け音楽を付けた溝口健二監督の無声映画『瀧の白糸』のほか、ソ連時代に上映禁止処分を受けたロシア・アニメ界の巨匠アンドレイ・フルジャノフスキーさんの『グラス・ハーモニカ』などを上演する。『瀧の白糸』は日本初演、『グラス・ハーモニカ』は今回が世界初公開となる。

 今フェスティバルのテーマ音楽は、北京中央音楽院卒業で北京オリンピック開会式典の音楽を手がけたジュリアン・ユーさんが作曲。期間中はユーさん自身によるレクチャーも行う。

 開催期間は8月30日まで。チケット申し込み、上演スケジュールはサントリーホールのホームページにて。

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