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迎賓館赤坂離宮、一般参観の募集開始-被災者対象に特別応募枠も

外国首脳との数々の会談が行われてきた歴史的建造物

外国首脳との数々の会談が行われてきた歴史的建造物

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 迎賓館赤坂離宮(港区元赤坂2)の一般参観募集が8月5日より始まっている。

外国首脳との数々の会談が行われてきた歴史的建造物

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 1909(明治42)年、東宮御所(皇太子の住居)として建設された同館。鹿鳴館などを建設した外国人建築家ジョサイア・コンドルの弟子にあたる宮廷建築家、片山東熊によるネオ・バロック様式の設計により、徳川家の江戸中屋敷があった敷地の一部に建てられた。1974(昭和49)年には国際関係の緊密化に伴い、外国の元首や首相などの来賓を迎えるため宿泊機能を整備。総工費108億円をかけ現在の姿に改修された。2009年には明治以降の文化財としては初となる国宝に指定されている。

 今回の参観では、一般応募のほか、東日本大震災などの被災者を対象とした特別応募枠も設ける。応募できるのは、参観希望日現在満16歳以上。特別応募枠は、今年3月11日現在で、青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、千葉県、長野県、新潟県の9県における災害救助法の適用地域か、福島原発事故による避難指示対象地域に住所を有していた住民に限る。

 参観日程は10月28日~11月6日の10日間。定員は1日あたり2000人の計2万人。申し込みは往復はがきのみで受け付ける。詳細は内閣府ホームページで確認できる。

 申込期限は9月2日(必着)。

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