上智大学（千代田区紀尾井町）は11月2日、開催中の学園祭で「ダンスコンテスト」を行った。

　例年は、同祭の前夜祭で開催されている同コンテスト。今年はゲストにEXILEのパフォーマー・USAさんを迎え、盛大に行われた。

　出場チームは一次審査を突破した「S.W.P.」「Bitches in Motion」「ＵＳ％」「WRecD Crew」「Self-Console Splash」の計5組。各チーム、ジャンルの異なるさまざまなダンスで会場を魅了した。来場者の投票により、「ＵＳ％」が最優秀賞を受賞。メンバー全員に、USAさんからの直筆サンイ入り著書「DANCE EARTH～BEAT TRI～」とEXILEも使用している「24karats」のジャージを贈呈した。「今日のためにものすごく練習を重ねてきて、こんなに大勢の方に見てもらえたことがうれしい。ここまで来ることができたのは、応援してくれたみんなのお陰。USAさんの前で踊れたことも光栄」とチーム代表を務める金秀奈さん（21）。

　USAさんと出場チーム代表による座談会も開催。下積み時代に質問が及ぶと、「お金がなくて食べられない時代もあった。つらいことがない人なんていない。それでも、好きなことをやっていたら楽勝。毎日卵かけご飯だけ食べていても、踊れるならいいいかと思っていた」とUSAさん。ダンスを通して旅を続けていることには、「恵まれない国には、必要なものはないかもしれないが大切なものはある。世界中にはさまざまなダンスがあるけれど、踊った時に生まれる温かい空気はみんな一緒。ダンスを通して感じるラブ＆ピースな気持ちは共通だと思う」と語った。