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赤坂でドイツ人写真家作品展 ノーベル賞受賞者ら38人のポートレート展示

(画像左から)物理学・天文学者のアヴィ・ロエブさん、数学者の森重文さん、生物工学者のサンギータ・バティアさん

(画像左から)物理学・天文学者のアヴィ・ロエブさん、数学者の森重文さん、生物工学者のサンギータ・バティアさん

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 赤坂のドイツ文化会館(港区赤坂7、TEL 03-6807-4340)1階ロビーで10月18日、写真展「Fascination of Science ―私の原動力―」が始まる。主催は、ドイツ 科学・イノベーション フォーラム 東京(DWIH東京)とオーアーゲー・ドイツ東洋文化研究協会(以上、港区)。

「ドイツ文化会館」入り口

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 ドイツ人写真家ヘアリンデ・ケルブルさんによる作品を展示する。会場では、日本をはじめ世界各国の著名な研究者やノーベル賞受賞者、若手研究者など38人のポートレートを展示。展示作品の下にはQRコードを表示。スマートフォンでQRコードを読み取ると作品に関する説明が日本語、英語、ドイツ語の3カ国語で表示される。

 10月19日には、ケルブルさんが登壇するパネルディスカッション「Diversity in Science - How to promote Inclusion & Empowerment in Japan」を開催。オンラインによるライブ配信も行う。当日は、英語から日本語への同時通訳付きで、日本・ドイツの専門家6人が日本の大学における多様性の促進について意見交換を行う。プログラム終了後は、ドイツ料理を含めたアレンジ料理を提供するレセプションにも参加できるという。

 DWIH東京広報担当者の竹内優さんは「現代における偉大な発見を成し遂げた研究者たちの名前を聞いたことがあっても、その人たちの内面を知る人は少ないと思う。作品の被写体となった38人は、自身の研究の『核心(essence)』となるものを手のひらに記し、カメラの前に立つ。会場に設置されているインタビューも併せてご覧いただくと、研究者たちの人物像をのぞき込むことができる」と話す。

 「作品を撮影したヘアリンデ・ケルブルさんは、ドイツを代表するフォトアーティストで、メルケル元首相のポートレートを約30年間撮り続けた写真家として知られている。当展のためにケルブルさんが新撮した日本のノーベル賞受賞者や著名な研究者2人のポートレートは見どころの一つ」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~18時(23日は17時まで)。入場無料。パネルディスカッションは要予約。申し込みは10月15日(オンラインは10月18日)まで。申し込みは同展サイトで受け付ける。10月23日まで。

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