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ニューオータニが「新・最強の朝食」再開 「ピエール・エルメ・パリ」の限定パンも

(左上から)「新・最強の朝食」で提供する「パレタコシーダイベリカセミデボーン」「玄米卵のオムレツ」「いくらの醤油漬け」「うえのはらハーブガーデンサラダ」

(左上から)「新・最強の朝食」で提供する「パレタコシーダイベリカセミデボーン」「玄米卵のオムレツ」「いくらの醤油漬け」「うえのはらハーブガーデンサラダ」

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 ホテルニューオータニ(千代田区紀尾井町4、TEL 03-3265-1111)のコーヒーショップ「SATSUKI」が1月4日、朝食の提供を再開した。

時期によって内容が入れ替わる「ピエール・エルメ・パリ」のパンは3種類並べる

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 ビュッフェスタイルで「新・最強の朝食」として提供する朝食は、「健康と発酵」をテーマに同ホテルグランシェフの中島眞介さんが全国から見つけ出したこだわり食材を使う。同店では新型コロナウイルス感染防止対策として、各料理コーナーに未使用の消毒済みトングを設置。客が1回ずつ新しいトングを使って料理を取り、使用後は使用済みトング入れに入れてもらい、トングの使いまわしが一切発生しない仕組みになっているという。

 同ホテル広報担当者の片岡慎一郎さんは「当ホテルでは現在、コロナ前の2019年4月~11月との比較で、ルームサービスでの朝食利用者数がおよそ1.4倍になるなど滞在時に朝食を利用する方が増えている。コロナ禍における分散通勤やテレワークの普及などによるライフスタイルの多様化、ランチ・ディナータイムの密を避けたいというニーズなどから朝の時間を有効活用し非日常な食体験を楽しむ『朝外食』の需要が急増していることに加え、お客さまからの要望もあり再開することにした」と話す。

 メニューは約120種類を用意する。「玄米卵のオムレツ」はハム、チーズ、オリーブ、ハーブペースト、スパニッシュ、マッシュルームの6種類の具材から客が好みのトッピングを選び目の前でシェフが焼き上げる。卵白だけを使った「ホワイトオムレツ」や「エッグベネディクト」、「トリュフ入りスクランブルエッグ」などの卵料理もそろえる。

 サラダは、山梨県上野原にある同ホテル専用の畑で育てた完全無農薬の「うえのはらハーブガーデンサラダ」などを提供する。ウォーマーに並べた「モーニングステーキ」には、オニオンソースとおろしポン酢ソースを用意。イベリコ豚の前脚をスライスした「パレタコシーダイベリカセミデボーン」なども提供する。時期によって内容が入れ替わる「ピエール・エルメ・パリ」のパンは3種類を並べる。パンケーキやフレンチトーストなども用意する。

 和食コーナーには、産後直後の熟成した魚卵をほぐし特製のしょうゆに漬け込んだ「いくらの醤油(しょうゆ)漬け」や、「紀州南高梅 五代梅」「高麗人参漬け梅干」「羅漢(らかん)漬け梅干」などの梅干し、「国産大粒大豆のニューオータニ納豆」なども並べる。このほか、新潟県産コシヒカリを「観音温泉水」で炊き上げた白米や、八穀米の「Jシリアル」、おかゆも用意する。

 ヨーグルトバーには、「カスピ海ヨーグルト」や「ピエール・エルメ・パリのヨーグルト」など4種類を用意。トッピングにひまわりの種、チアシード、アマニ油などをそろえる。ドリンクコーナーでは、「玄米黒酢&アサイドリンク」「柚子(ゆず)糀(こうじ)ドリンク」といった発酵ドリンクや八丈島の牛乳、毎日厨房で絞るという「フレッシュオレンジジュース」と「フレッシュグレープフルーツジュース」なども用意する。

 片岡さんは「大切な一日のスタートには、こだわりの食材でつくった最強の朝食がお勧め。ホテル内のベーカリーで毎日焼き上げる『ピエール・エルメ・パリ』のここでしか食べられないメニューもご用意しているので、多くのお客さまに利用してほしい」と話す。

 提供時間は7時~10時。料金は、大人=6,000円、4歳~12歳=3,500円。

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