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赤坂のサントリーホール来場者2000万人達成 開館から35周年の節目に

記念品を贈呈した記念撮影の様子(左から)折井雅子総支配人・堤剛館長・南谷咲耶子さん・南谷さんの母親(画像提供=サントリーホール)

記念品を贈呈した記念撮影の様子(左から)折井雅子総支配人・堤剛館長・南谷咲耶子さん・南谷さんの母親(画像提供=サントリーホール)

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 赤坂のサントリーホール(港区赤坂1、TEL 03-3505-1001)の来場者数が9月5日、2000万人を達成した。

来場者2,000万人を達成した「東京交響楽団&サントリーホール こども定期演奏会」公演当日の様子(画像提供=サントリーホール)

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 東京初のコンサート専用ホールとして「世界一美しい響き」を目指し、1986(昭和61)年10月12日に開館した同ホール。客席がステージを取り囲む「ヴィンヤード形式」を国内で初めて採用し、開館以来1万9375公演を実施してきた。

 当日は「こども定期演奏会」2021年シーズン「オーケストラ・タイムマシーンII(西洋音楽史)」を開催。約1400人の来場者の中から2000万人達成を記念して、抽選で選ばれた都内在住の南谷咲耶子さん(12)には、堤剛館長より35周年記念事業となる「サントリーホール主催公演の招待状」と同ホールオリジナルグッズが贈呈された。

 南谷さんは「とてもうれしい。小学1年生の時からお母さんと一緒に『こども定期演奏会』に来ている。私もピアノを習っているが、今日のコンサートでは小学生の『こどもピアニスト』が小山実稚恵さんと連弾していてすごいなと思った」と述べた。

 サントリーホール館長の堤剛さんは「35周年という節目の年に2000万人の来場者を達成できたこと、その公演が親子で一緒に来場いただける『こども定期演奏会』であったことがとても喜ばしい。35年間、2000万人のお客さまをはじめ本当に多くの方に支えていただいたが、当ホールとして音楽・芸術・文化が社会に果たすべき役割を少しは担ってこられたのかなと自負している。これからも当ホールは社会のため、特に若い世代の方に向け、勇気づけ、励まし、夢の持てる場であるよう努力していきたい」と話す。

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