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赤坂で日本初の再生可能エネルギーの「貯蔵」をテーマにしたサミット-世界各国の第一人者登壇し意見交換

展示ブースで交流する参加者

展示ブースで交流する参加者

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 今月6日、東京・TKP赤坂駅カンファレンスセンター(港区赤坂2)で、エネルギー貯蔵に特化した国際会議兼展示会「エナジー・ストレージ・サミット・ジャパン(ESSJ)」が開催された。

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 主催はメッセ・デュッセルドルフ・ジャパン(千代田区)。同サミットはこれまでドイツや北米、インド、中国で実施されてきたワールド・オブ・エナジー・ストレージ・シリーズの一環で、今回初の日本での開催となる。

 当日は、貯蓄エネルギーや再生可能エネルギー分野に関心を寄せる個人や企業人およそ230人が来場。会場には日本電気(港区)などエネルギー事業に取り組む企業が出展し、来場者と共に意見交換を行った。

 会場では1日を通してさまざまなカンファレンスも開催された。午前中に行われた1つ目のセッションでは、各地の代表者がアメリカや欧州におけるエネルギー貯蔵に関する法的状況などを報告。経済産業省資源エネルギー庁の青木洋紀氏も登壇し、国内における再生可能エネルギーをめぐる現状と課題について説明した。プレゼンテーション内で青木氏は、電力会社による太陽光発電など再生可能エネルギーの受け入れ手続きの見送り問題についても言及。「各社の再生可能エネルギーの受け入れ可能の度合いを検証し直し、拡大できるよう努めたい」と話した。

 そのほか午後の部では日本におけるスマートシティの実例として横浜のスマートシティプロジェクトの紹介などが行われた。

 「来年の11月12日に開催予定のESSJ2015では、更に幅広い分野の蓄エネにフォーカスしていきたいと思う」と担当のメルケさんは話す。

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