「赤坂港カフェ」-赤坂に多目的カフェ、元出版社イベント担当者が開く

「赤坂港カフェ」のオープンを記念して開催されたパフォーマンス集団「我武者羅應援團」の「華の我武者羅リーダー」である武藤貴宏さんによるトークショーの様子。

「赤坂港カフェ」のオープンを記念して開催されたパフォーマンス集団「我武者羅應援團」の「華の我武者羅リーダー」である武藤貴宏さんによるトークショーの様子。

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 赤坂に3月21日、ライブやトークショーなども開催する多目的カフェ「赤坂港(あかさかぽーと)カフェ」(港区赤坂6、TEL 03-6324-9440)がオープンした。

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 同店を経営するのは、出版社でイベント担当をしていた有馬友恵さん。同店は元々「赤坂 FANGSONG CAFE(ふぁんそんかふぇ)」という「リラックス」をテーマにしたカフェだったが、昨年12月29日に閉店。「居心地の良いカフェ店」として知られていた同店を気に入り、残していきたいと利用客の一人だった有馬さんが、前オーナーから同店を譲り受けて再オープンにこぎ着けた。

 コンセプトは、店名にもなっている「港」。さまざまな目的でヨットや客船が港に集まるように、さまざまな目的で人が集まるよう「赤坂港カフェ」と名付けた。さまざまな目的で利用してもらえるよう、アコースティックライブやトークショー、朗読会なども行う予定。「少人数のお客さんだけでイベントができるような場所は少ないため、お客さんが少人数でもいろいろな表現が行える場所として提供する。出版社でイベントを担当していたこともありイベントを続けたいと思った」と有馬さん。

 店舗面積は7坪、席数は15席。有馬さんの「お気に入り」だったレンガ造りの内装はそのまま残し営業する。壁面は写真や絵画を展示する貸しギャラリーとして提供。店内に設置したテレビでは募集した映像作品を流す予定で、店内で流すBGMもオリジナルのカフェソングを募集。メニューの1ページ目も詩などを載せる場所として提供し、さまざまな表現者が利用できるようにする。ライブなどは投げ銭制でも行えるようにする。

 オープンを記念して今月25日には初のイベントが開催され、パフォーマンス集団「我武者羅應援團」の「華の我武者羅リーダー」である武藤貴宏さんがトークショーを開いた。オールバックに学ランをまといひたすらエールを送り続ける活動を始めた経緯や、これからの展望についてのトークを繰り広げた。

 メニューは、「ダージリン」(500円)、「クコの実」(500円)、「本格派マサラチャイ」(650円)などの紅茶のほか、「めぐすりの木茶」(500円)、「薔薇の花プーアール茶」(500円)、「ユーカリ」(500円)などさまざまなお茶をメーンで提供。アルコールには「サンデマン ルビー」(550円)、「ポーシャス ホワイトポート」(700円)など有馬さんお気に入りのポートワイン16種をそろえ、18時以降はバーとして営業。おつまみには「エゾ鹿ソーセージ」(1本=750円)、「エスカルゴブリオッシュ」(1,000円)、「サーモンとグリンピースのテリーヌ」(1,100円)などを提供する。デザートとして「手作りの黒糖モンブラン」(650円)なども用意する。

 「私なりに『ファンソンカフェ』の時のような居心地の良い場所として提供していきたい。4月からはランチも提供していくなど、徐々に良くしていきたい」と有馬さん。

 営業時間は、平日=15時~23時、土曜・日曜・祝日=11時~18時。

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