小学生を対象に英語スピーチコンテスト-TBSと毎日新聞が日本初開催

「全国こども英語スピーチコンテスト」のロゴ。

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 TBS(港区赤坂5)と毎日新聞(千代田区)は小学生を対象とした初の全国的な英語スピーチコンテスト「第1回全国こども英語スピーチコンテスト」を共催。4月1日より同コンテストの申し込み受け付けを開始する。

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 同コンテストは、新しい学習指導要領により2011年度から小学校5・6年生で英語活動が必修化されることに合わせ開催。「はばたけ未来へ 小さな国際人!」をコンセプトに、英語で気持ちを伝えることを体感できる場として子どもたちに提供し、英語に対する興味や学習意欲の向上を図る。

 グローバル化などによる英語活動への機運の高まりから、いずれは小学校でも英語活動が必修化されるだろうと見越し、TBSでは2004年からBS-i(4月1日よりBS-TBS)で子ども向けの英語教育番組「キャットチャット」を放送。毎日小学生新聞で同番組の連載をしていることなどから、両社による同コンテストの開催が決まった。

 小学生を対象にした全国的な英語スピーチコンテストが開催されるのは日本初。対象は日本国内に住んでいる小学生で母語が英語以外の児童。一般の枠以外にも帰国子女や英語を母語とする家族を持つ子どもなど、英語にアドバンテージのある子どもも参加できるようエキシビション枠を設けた。

 コンテストは1・2年生の部、3・4年生の部、5・6年生の部の3部門に分けて開催。1・2年生の部=「わたしのすきな○○」、3・4年生の部=「私の家族」、5・6年生の部=「私の夢」とそれぞれ部門ごとで異なるテーマで2~3分のスピーチを行う。

 予選は電話で行い、電話で受け付けたスピーチをサーバーに録音・保存していくという最新の技術を使用し、効率化を図る。8月~9月には札幌、仙台、さいたま、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡の8会場で地区大会を実施し、11月22日に赤坂サカス内のライブハウス「赤坂BLITZ」で全国大会と表彰式を行う予定。決勝である全国大会に進出できるのは最大36人。「子どもたちが和んでスピーチに臨めるように、会場ではスピーチの前に体操や踊りを行う予定。決勝大会に合わせて赤坂サカスでファミリー向けのイベントを開催することも計画している」とTBS担当者。

 優勝者には賞状と盾が送られるほか、5・6年生の部の優勝者と保護者1人を豪州短期留学に招待する副賞も贈られる。

 参加費は1,000円。申し込みは同コンテストの公式ホームページで受付ける。受け付けは6月15日まで。

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