プレスリリース

あったかインナー愛用者の67.3%が「肌のかゆみ・乾燥」を経験|吸湿発熱素材と肌トラブルに関する調査で判明した5つの対策法

リリース発行企業:医療法人社団鉄結会

情報提供:

【結論】本調査のポイント
結論から言うと、ヒートテックなどの吸湿発熱素材でかゆくなる主な原因は、肌の水分を奪って乾燥を促進するためです。化学繊維で肌がかゆい場合は、綿100%のインナーを肌に直接着用し、その上に吸湿発熱素材を重ねる方法が効果的です。冬のインナーとして肌にやさしいのは、綿やシルクなどの天然素材、または肌に触れる面が綿になっている混紡素材がおすすめです。

・あったかインナー愛用者の67.3%が「かゆみ・乾燥」を経験している
・吸湿発熱素材で肌トラブルが起きた人の82.7%が「毎日着用」していた
・天然素材インナーへの切り替えで78.4%が「症状が改善した」と回答
用語解説
■ 吸湿発熱素材とは
吸湿発熱素材とは、人体から発散される水蒸気(汗や不感蒸泄)を繊維が吸収し、その際に発生する吸着熱を利用して温かさを生み出す機能性素材である。代表的な製品としてヒートテック、ヒートファクトなどがあり、ポリエステルやレーヨン、アクリルなどの化学繊維を組み合わせて作られている。
■ 乾燥性皮膚炎とは
乾燥性皮膚炎とは、皮膚のバリア機能が低下し、乾燥によって引き起こされる炎症性の皮膚疾患である。かゆみ、赤み、粉をふいたような状態が特徴で、冬季や暖房の効いた室内で悪化しやすい。化学繊維による摩擦や水分喪失が誘因となることがある。
■ 接触皮膚炎とは
接触皮膚炎とは、皮膚に接触した物質によって引き起こされる炎症反応である。刺激性とアレルギー性の2種類があり、衣類による接触皮膚炎は繊維の摩擦や化学物質への反応で生じることがある。
インナー素材別の特徴比較

※一般的な目安であり、個人差があります。

皮膚腫瘍・皮膚外科を専門とし、15年以上の臨床経験を持つ医師が監修するアイシークリニック(医療法人社団鉄結会、新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、冬の肌トラブルに関する実態を把握するため、吸湿発熱素材のインナーと肌のかゆみ・乾燥に関するアンケート調査を実施しました。本リリースでは、調査結果とともに、皮膚科医の視点から肌にやさしいインナー選びと重ね着の工夫について解説します。
調査背景
気温が下がり始める秋から冬にかけて、ヒートテックをはじめとする吸湿発熱素材のインナーを着用する方が増加します。しかし、「暖かいけれど肌がかゆくなる」「乾燥がひどくなった」という声も多く聞かれます。吸湿発熱素材は肌から発散される水分を吸収して発熱する仕組みのため、肌の水分が奪われやすく、特に乾燥肌や敏感肌の方にとっては肌トラブルの原因となることがあります。そこで当院では、あったかインナーと肌トラブルの関係性を明らかにし、適切な対策法を提案するため、本調査を実施しました。
調査概要
調査対象:全国の20〜60代の男女で、冬季に吸湿発熱素材のインナーを着用した経験がある方
調査期間:2026年10月5日〜10月14日
調査方法:インターネット調査
調査対象人数:300名
調査結果
【調査結果】約7割が吸湿発熱素材で「かゆみ・乾燥」を経験
設問:吸湿発熱素材のインナー(ヒートテックなど)を着用して、肌のかゆみや乾燥を感じたことはありますか?



「頻繁に感じる」と「時々感じる」を合わせると67.3%に達し、約7割の方が吸湿発熱素材によるかゆみや乾燥を経験していることが明らかになりました。多くの人が暖かさと引き換えに肌への影響を感じている実態が浮き彫りになっています。
【調査結果】肌トラブル経験者の8割以上が「毎日着用」
設問:吸湿発熱素材のインナーをどのくらいの頻度で着用していますか(着用していましたか)?



全体では「ほぼ毎日」着用する人が45.3%でしたが、肌トラブルを経験した人に限定すると、「ほぼ毎日」と「週4〜5日」を合わせた割合は82.7%に上りました。着用頻度の高さと肌トラブルには相関関係があることが示唆されます。
【調査結果】最も多い症状は「全身のかゆみ」で42.6%
設問:吸湿発熱素材による肌トラブルが起きた場合、どのような症状がありましたか?(複数回答可・最も気になる症状を1つ選択)



「全身のかゆみ」が最も多く42.6%、次いで「肌の乾燥・粉ふき」が31.8%でした。吸湿発熱素材が肌の水分を奪うことで乾燥が進み、それがかゆみにつながるという悪循環が起きていると考えられます。
【調査結果】「保湿剤を塗る」が最多も、根本対策は少数
設問:肌トラブル対策として、どのような工夫をしていますか(していましたか)?



最も多い対策は「保湿剤を塗る」(38.4%)でしたが、これは対症療法に過ぎません。根本的な解決策である「綿のインナーを下に着る」(22.7%)や「天然素材に変更」(19.3%)を実践している人はまだ少数派であることがわかりました。
【調査結果】天然素材への切り替えで約8割が「改善」を実感
設問:天然素材(綿・シルクなど)のインナーに切り替えた方にお聞きします。肌の状態は改善しましたか?



天然素材のインナーに切り替えた人の78.4%が「改善した」と回答しています。特に「大きく改善した」が35.2%と高い割合を示しており、素材選びが肌トラブル改善に直結することが明確になりました。
調査まとめ
今回の調査により、吸湿発熱素材のインナー愛用者の約7割(67.3%)が肌のかゆみや乾燥を経験していることが明らかになりました。特に毎日着用する人ほど肌トラブルが起きやすく、着用頻度と症状の重さには相関関係が見られます。対策としては「保湿剤を塗る」が最も多かったものの、天然素材のインナーに切り替えた人の約8割が症状の改善を実感しており、素材選びの重要性が浮き彫りになりました。綿のインナーを肌に直接着用し、その上に吸湿発熱素材を重ねる方法は、暖かさと肌へのやさしさを両立できる有効な対策と言えます。
医師コメント|アイシークリニック 高桑康太医師
皮膚科医として15年以上の臨床経験から申し上げると、吸湿発熱素材による肌トラブルは「素材の仕組み」を正しく理解することで、大部分は予防・改善が可能です。

吸湿発熱素材がかゆみを引き起こす主な原因は、その発熱メカニズムにあります。ヒートテックなどの製品は、肌から発散される水蒸気を繊維が吸着する際に発生する熱(吸着熱)を利用して保温効果を得ています。つまり、暖かくなる代償として肌の水分が奪われやすく、特に冬場は外気の乾燥も加わって、肌のバリア機能が低下しやすい状態になります。

日本皮膚科学会の診療ガイドラインでも、乾燥性皮膚炎の予防において「皮膚を乾燥させない環境づくり」と「適切な衣類の選択」が重要視されています。化学繊維は静電気が発生しやすく、繊維の摩擦による物理的刺激も肌荒れの一因となります。敏感肌やアトピー性皮膚炎をお持ちの方は、これらの刺激がより強く出やすいため注意が必要です。

対策として最も効果的なのは、肌に直接触れる部分に天然素材を使用することです。綿100%のインナーを肌に着用し、その上に吸湿発熱素材を重ねれば、暖かさを維持しながら肌への直接的な刺激を避けられます。また、入浴後や就寝前の保湿ケアを徹底することで、肌のバリア機能を補強することも重要です。

かゆみが強い場合や、赤み・湿疹が出ている場合は、自己判断で市販薬に頼るのではなく、早めに皮膚科を受診してください。症状に応じた適切な治療を行うことで、慢性化を防ぐことができます。
【エビデンス】日本皮膚科学会のアトピー性皮膚炎診療ガイドラインでは、皮膚への刺激を避けることが症状管理の基本とされています。また、皮膚科医としての臨床経験では、衣類の素材を変えただけで症状が改善するケースを数多く診てきました。
吸湿発熱素材でかゆくなる3つの原因
・肌の水分を吸収して発熱するため、皮膚が乾燥しやすくなる
・化学繊維の摩擦が肌への物理的刺激となる
・静電気が発生しやすく、肌荒れを悪化させる
吸湿発熱素材でかゆくなる3つの原因
・肌の水分を吸収して発熱するため、皮膚が乾燥しやすくなる
・化学繊維の摩擦が肌への物理的刺激となる
・静電気が発生しやすく、肌荒れを悪化させる
肌にやさしい重ね着の5つのポイント
・肌に直接触れるインナーは綿100%またはシルクを選ぶ
・吸湿発熱素材は2枚目以降に着用する
・保湿剤を塗ってから着替える習慣をつける
・タグやゴムが直接肌に当たらないデザインを選ぶ
・汗をかいたら早めに着替える
高桑 康太(たかくわ こうた)医師
皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医
臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者
監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
よくある質問(Q&A)
Q1. ヒートテックを着るとかゆくなるのはなぜですか?
A. 肌の水分を吸収して発熱する仕組みが、乾燥とかゆみの原因になっています。
ヒートテックなどの吸湿発熱素材は、肌から発散される水蒸気を繊維が吸着し、その際に発生する熱で暖かさを生み出します。しかし、この仕組みにより肌の水分が奪われやすく、乾燥が進行します。今回の調査でも67.3%の方がかゆみや乾燥を経験しており、特に毎日着用する人の82.7%で症状が出ていることから、着用頻度との関連が示唆されています。

Q2. 化学繊維で肌がかゆいときの対策は?
A. 綿100%のインナーを肌に直接着用し、その上に化学繊維を重ねる方法が効果的です。
調査結果では、天然素材への切り替えで78.4%が「症状が改善した」と回答しています。暖かさを維持したい場合は、肌に触れる1枚目を綿やシルクにし、2枚目に吸湿発熱素材を着る重ね着がおすすめです。また、着用前に保湿剤を塗ることも有効で、38.4%の方がこの対策を実践しています。

Q3. 冬のインナーは何の素材が肌にいいですか?
A. 綿100%またはシルクが最も肌にやさしく、乾燥肌や敏感肌の方におすすめです。
綿は吸湿性が高く、吸収した水分を繊維内に保持するため、肌の乾燥を促進しにくい特徴があります。シルクはさらに肌への刺激が少なく、保温性も高い優れた素材です。今回の調査で天然素材に切り替えた人の35.2%が「大きく改善した」と回答しており、素材選びの重要性が明確になっています。

Q4. 吸湿発熱素材を毎日着ても大丈夫ですか?
A. 肌質によりますが、乾燥肌や敏感肌の方は着用頻度を週2〜3日に抑えることを推奨します。
調査では、肌トラブル経験者の82.7%が「ほぼ毎日」または「週4〜5日」着用していました。着用頻度が高いほど肌への負担が蓄積しやすいため、天然素材との併用や、休息日を設けることが重要です。また、入浴後の保湿ケアを徹底し、肌のバリア機能を補うことも大切です。

Q5. かゆみがひどい場合、病院に行くべきですか?
A. 赤み・湿疹が出ている場合や、市販薬で改善しない場合は皮膚科の受診をおすすめします。
かゆみを掻き続けると皮膚が傷つき、細菌感染や症状の慢性化につながる恐れがあります。特に眠れないほどのかゆみ、広範囲に湿疹が広がっている、2週間以上症状が続く場合は、早めの受診が重要です。皮膚科では症状に応じた外用薬や内服薬の処方を受けられ、根本的な原因の特定と適切な治療が可能です。
放置のリスク
・かゆみを我慢して掻き続けると、皮膚が傷つき二次感染のリスクが高まる
・乾燥性皮膚炎が慢性化すると、治療に時間がかかり生活の質が低下する
・アトピー性皮膚炎の方は、衣類刺激で症状が悪化し重症化する可能性がある
こんな方はご相談ください|受診の目安
・市販の保湿剤やかゆみ止めを2週間使用しても改善しない場合
・赤み・湿疹・水ぶくれなど炎症症状が見られる場合
・かゆみで睡眠に支障が出るほど症状が強い場合
・掻き壊して傷ができ、じゅくじゅくしている場合
クリニック案内
アイシークリニックの特徴
・皮膚科・形成外科専門の医師が在籍し、皮膚トラブル全般に対応(※新宿院一般皮膚科のみでの対応)
・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院で土日も診療可能
・症状に応じた適切な外用薬・内服薬の処方が可能

アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 One-葵ビル2階
アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F
アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階
アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階
アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画

診療予約は以下より承っております。お気軽にご利用ください。
ご予約はこちら
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック新宿院 皮膚科・形成外科
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック渋谷院
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック上野院
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック池袋院
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック東京院
埼玉の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック大宮院
ニキビ治療の情報サイト アクネラボ
粉瘤・いぼ・ほくろのことなら おできラボ
赤ら顔・酒さのことなら 赤ら顔・酒さラボ
ワキガ・多汗症のことなら ワキガラボ

赤坂経済新聞VOTE

今日は赤坂でランチ!何が食べたい?