プレスリリース

ホロラボ、XGRIDS製3Dスキャナーの撮影データを国内のサーバー環境で3DGSに変換するサービス「Xynapse LCC Converter」を開発

リリース発行企業:株式会社ホロラボ

情報提供:

株式会社ホロラボ(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:中村薫、以下ホロラボ)は、XGRIDS社製3Dスキャナーで取得した撮影データを、国内のサーバー環境で3D Gaussian Splatting(以下3DGS)形式へ変換するサービス「Xynapse LCC Converter」を開発しました。


Xynapse LCC Converter 〜 XGRIDSデータを国内サーバーで、安全に、簡単に、3D Gaussian Splattingの業務活用

XGRIDS社製3Dスキャナーで取得した撮影データから3DGSへの変換処理はホロラボがクラウドサービスの国内リージョンに構築・運用する専用環境で行い、撮影データを国外に送信することなく3DGSを生成できます。社内ネットワークの外にデータを出せない場合には、お客様の環境内(オンプレミス)への構築にも対応します。設備や施設の情報など、取り扱いに制約のあるデータでも3DGSを業務に取り込めます。

変換処理をサーバー側で受け持つため、作業者は撮影データを渡して結果を受け取るだけで済みます。処理のために個々の高スペックPCを長時間占有することや人数分/拠点分そろえる必要がなくなります。

Xynapse LCC Converterは2027年前半の提供開始を目指しています。

3DGSへの注目が高まる一方、変換工程に負担が残っている

現実の空間を丸ごとデジタルデータとして記録し、遠隔での確認や関係者間の共有に活用する取り組みが広がっています。工場の設備管理、建設現場の進捗確認、施設の維持管理など、空間を対象とする業務では、現況をどう正確に把握し、どう共有するかが共通の課題になっています。

その記録手段として、いま3DGSが大きな注目を集めています。点群やポリゴンメッシュと比べて現地の見た目をそのまま再現できるため、現場を知らない関係者にも状況が伝わります。なかでも、ホロラボが正規販売代理店を務めるXGRIDS社製3Dスキャナーは、歩いて撮影するだけで高品質な3DGSが得られる手軽さから、国内でも採用が急速に広がっています。

XGRIDS製3Dスキャナーは点群、ポリゴンメッシュ、3DGSの3種のデータを1つのソースデータから作成可能

- XGRIDS製品特設サイト: https://hololab.co.jp/showcases/xgrids/

一方で、撮影の手軽さに対して、その後の変換工程には大きな負担が残っていました。

XGRIDS社製3Dスキャナーの撮影データを3DGSに変換するには、同社が提供するPC用アプリケーション「LCC Studio」をインストールして処理する必要があります。この処理はデータ量によって10〜20時間を要し、その間そのPCは他の作業に使えません。撮影は手軽に行えるものの、データが使える状態になるまでの時間はPCを占有してしまいます。

処理PCには高いスペックも必要です。LCC Studioの動作環境はXGRIDS社が公開しており(リンク:XGRIDS社LCC Studioサポートページ)、これを満たすPCは最小構成で30万円程度、推奨構成の場合には50万円以上となります。撮影は数十分で行えるのに、変換がボトルネックとなっていました。

ホロラボは、変換処理をサーバー側に移すと同時に、その処理環境を国内に置き、必要に応じてお客様の環境内にも構築できる形とすることで3DGSを業務に取り込めるようにするサービスとして「Xynapse LCC Converter」を開発しました。

「Xynapse LCC Converter」の特長


Xynapse LCC Converter概要

1. 国内リージョンの専用環境で処理、オンプレミス構築にも対応
変換処理は、ホロラボが国内リージョンに構築し、運用管理する専用環境で行います。社内ネットワークの外にデータを出せない場合には、お客様の環境内への構築にも対応します。現在稼働しているプロトタイプ版も、オンプレミス環境で動作しています。
2. 変換処理をサーバー側に集約
変換処理をサーバー側で実行するため個々の作業者のPCを長時間占有せず、処理用のワークステーションを人数分そろえる必要もなくなります。作業者は撮影データをXynapse LCC Converterへ配置して、変換が終わったデータを受け取るだけです。
複数の変換依頼をジョブとして管理するため、変換の完了を待たずに次の撮影へ進めます。
3. XGRIDS社製スキャナーの主要機種に対応
Lixel L3、L2 Pro、Lixel Kity K1、Lixel K2、PortalCam で取得した撮影データを変換できます。機種ごとに異なる処理環境を用意する必要がなく、既存の保有機材をそのまま活かせます。
4. 位置情報を保持したまま変換
撮影時にRTK測位で取得した位置情報を保持したまま変換するため、変換後のデータは実際の座標上に配置されます。従来必要だった手作業での位置合わせが不要になり、BIM/CIMモデルや図面、地図情報、他のスキャンデータとの重ね合わせがそのまま行えます。
5. API連携による既存システムへの組み込み
本サービスは変換処理を担うバックエンドとして、API経由で外部から呼び出せる構成としています。接続先はホロラボが提供する各種サービスに加えて、お客様が既にお使いのシステムにも対応します。
お客様は普段使っているシステムの画面経由で、撮影データのアップロードから変換、登録までを一連の流れで行うように開発可能です。

提供概要



※ 提供価格・ご利用条件は別途定めます。

同サービスの企画開発はXGRIDS JAPAN株式会社のご支援の下で推進しています。

■ XGRIDS社コメント



XGRIDSは、株式会社ホロラボ様による「Xynapse LCC Converter」の開発を心より歓迎いたします。
XGRIDSは、誰もが現実空間を簡単かつ高品質にデジタル化し、その3Dデータをさまざまな業務やシステムの中で活用できる世界を目指しています。日本市場では、建設・製造・インフラをはじめとする多くのお客様から、3DGSへの高い関心をいただく一方、データの取り扱いやセキュリティ、処理環境が本格的な業務活用における重要な要件となっています。 本取組みについては日本における3DGSの業務活用を大きく前進させるものと期待しています。
今後もホロラボ様との連携をさらに深め、3DGS、XR、デジタルツインをはじめとした新しい3Dデータ活用のユースケースを、日本市場からともに創出してまいります。

https://www.xgrids.com/jp

XGRIDS JAPAN株式会社 Sales Director 伊井 拓也



今後の展開

ホロラボは実際の業務データを用いたユーザー実証を重ねながら、処理規模のスケールアップ、操作性の改善、サービス品質の向上を進めていきます。あわせて、接続先システムの拡大を進め、現実空間の計測データを業務のなかで無理なく使える形にしていくことを目指します。

なお、本サービスを組み込んだシステム開発のご相談については、内容を確認のうえ個別に承ります。詳細は下記お問い合わせ先までご連絡ください。

株式会社ホロラボについて

ホロラボはAR/VRなどのXR技術と、BIM/フォトグラメトリや3D都市モデルなど3D空間データや技術とそれらが生み出す新しい体験をテーマにしたテクノロジー集団です。目の前のWowな体験からまちづくりDXにおける都市のデジタルツインに至る、広がりゆく領域の最先端を常に学び、広く世の中の皆さんに発信、共に楽しみます。


正式名:株式会社ホロラボ
英語名:HoloLab Inc.
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田8-3-6
資本金: 93,940,000円
代表者:中村薫 (代表取締役CEO)
設立日:2017年1月18日
ウェブ:https://hololab.co.jp



※ 記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

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