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ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町、9色で表現した和食コース提供へ

9色で表現した和食コース「和色 The Invisible」(イメージ)

9色で表現した和食コース「和色 The Invisible」(イメージ)

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 「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」(千代田区紀尾井町、TEL 03-3234-1111)の「WASHOKU 蒼天 SOUTEN」が9月1日、9色で表現した和食コースの提供を始める。

真紅色の皿で提供する「鮑とサーモン酒粕梅酢マリネ」(イメージ)

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 今回用意したディナーコース「和色 The Invisible」(2万5,000円)は新作で、同ホテル料理長の高橋賢(「高」ははしごだか)さんが考案し、器の色に合わせた料理を提供する。

 セールスマーケティングスーパーバイザーの伊藤菜月さんは「高橋(料理長)のスタイルとして、伝統的な和食の調理法を大事にしながらも、ユニークでスタイリッシュな新しい『WASHOKU』の形を目指している。見た目や器でも楽しんでいただきたいというのは、どのメニューでもこだわっている点。今回『色』で表現したのは、他にはないコンセプトを作るうえで『Invisible(見えない)』をテーマにしたため。本来なら器に食材を映えるように盛り付けるのが王道だが、逆の発想で食材が器に溶け込む様を楽しんでいただきたいという思いから考案した」と話す。

 ラインアップは10品。先付けはユズをくりぬいた器にズワイカニを加えた「柚子(ゆず)釜茶碗(わん)蒸し」と、「栗モンブランと塩と味噌(みそ)」を黄金色の皿で提供する。前菜は真紅(しんく)色の皿に赤肉のドラゴンフルーツを使った「鮑(アワビ)とサーモン酒粕(こうじ)梅酢マリネ」、造りは黒白の皿にマグロ磯辺やイカなどをキャビアや昆布でモザイクのように表現した「白黒モザイク造り」をのせる。

 このほか、グラニテは瑠璃(るり)色の皿に「ペパーミントとサイダー」、焼き物は翠緑(すいりょく)色の皿に海ブドウなどを添えた「和牛トマトステーキロールレタス」をのせる。デザートは2種類を用意。壺菫(つぼすみれ)色の皿で「むらさき芋水ようかん」、透明な皿で「わらび餅」を提供する。

 伊藤さんは「高層階から望む東京の夜景と共に、一つ一つ順に提供されるカラーをお楽しみいただきたい。大切な方とセンセーショナルな食体験をしてほしい」と話す。

 営業時間は17時~22時。予約は利用日4日前の17時まで。サービス料別途。11月30日まで。

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