ANAインターコンチネンタルホテル東京（港区赤坂1、TEL 03-3505-1111）内の中国料理店「花梨」が現在、夏のフルーツを使ったアフタヌーンティーを提供している。

スイーツ8種類のうち6種類は専用箱の引き出しに入れて提供する（2人用）

　期間限定で提供する「サマーフルーツ・チャイニーズ・アフタヌーンティー」（9,944）円は新作で、夏に旬を迎えるフルーツや食材を使った自家製点心やスイーツを、ウサギが描かれた専用箱で提供する。

　ラインアップは18種類。点心メニューの「イチジクのオレンジソース漬け」は、カットしたイチジクをオレンジ果汁に漬け込んだメニュー。「もち豚チャーシューとメロン」は、同店の「お薦め」だというもち豚チャーシューを相性のいいフルーツと合わせた。このほか、マンゴーソースを加えることで甘みと深い味わいが楽しめるという「海老（エビ）のマンゴーマヨネーズソース」、同店の点心師が皮から作った「桃饅頭（まんじゅう）」や「ニラと海老（えび）入り蒸し餃子（ぎょうざ）」など10種類を提供する。

　スイーツは、ライム風味のゼリーにマンダリンオレンジソースを合わせた「マンダリンオレンジとライムのゼリー」や酸味と甘みを同時に味わえるという「レモンとパッションフルーツマカロン」など6種類を引き出しに入れて提供。タピオカ入りココナツミルクを夏限定の桃の味わいに仕立てた「桃のタピオカミルク」と、スイカやサクランボ、ベリー類をのせた「愛玉ゼリーと季節のフルーツ」は別添えで提供する。

　ドリンクは「茉莉花（ジャスミン）茶」「水仙烏龍（スイセンウーロン）茶」「桂花（ケイカ）茶」といった中国茶やコーヒー、紅茶など8種類がフリードリンクとなる。一部のドリンクはアイスとホットに対応する。オプションで、スパークリングワイン、瓶ビール、紹興酒、ハイボールが飲み放題の「90 分フリーフロープラン」（3,000円）も用意する。

　同ホテル広報担当の森直美さんは「このアフタヌーンティーでは、『帆立貝とイカ入り冷やしそば』以外は、ほぼ同時にテーブルにサービスするので、好きなものから自由に食べることができるという楽しみがあるかと思うが、蒸し物や温かい料理は早めに食べていただくのがお勧め。好みに応じてホットとアイスを注文できる中国茶は、それぞれに香りも味わいも異なるので、飲み比べていただくと好みの中国茶に出合えるのでは」と話す。

　提供時間は、11時30分～、14時～、17時30分～。2時間制。定員は各回10組。要予約。予約は利用日前日の15時まで（火曜の予約のみ利用日の2日前まで）。月曜定休。9月30日まで。