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国立国会図書館のミニ電子展示「本の万華鏡」で「鉄道が変えたコト・モノ」公開

鉄道開業当時の新橋駅構内を描いた浮世絵

鉄道開業当時の新橋駅構内を描いた浮世絵

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 国立国会図書館(千代田区永田町1、TEL 03-3581-2331)ウェブサイト内のミニ電子展示「本の万華鏡」で現在、「鉄道が変えたコト・モノ」を公開している。

1919(大正8)年の鉄道院が所管する線路を示した地図

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 同展示サイトは、2009(平成21)年5月に始まった企画。さまざまなテーマに沿い、同館が所蔵する「資料の世界へと誘う気軽な読み物」を公開している。毎回テーマを決め時間をかけて作り上げるため、年に1~2回のペースで新しい展示を発表しているという。

 今回の「鉄道が変えたコト・モノ」は、1872(明治5)年10月14日に新橋~横浜間が開業し、今年が鉄道開業150周年に当たることを記念して公開した。「時間感覚」「産業」「まちづくり」「旅行・観光」の4つの観点から、鉄道が近代の日本に与えた影響を紹介。明治初期の鉄道が登場する浮世絵、大正・昭和初期の鉄道路線図、時刻表、鉄道旅行ガイドなど、鉄道に関する同館所蔵資料の数々を詳しい解説とともに見ることができる。

 同館展示担当者は「本展示では第3章『まちづくり』や第4章『旅行・観光』を中心に皆さんにも身近な切り口から『鉄道が変えたコト・モノ』について掘り下げている。宝塚でのレジャー施設の開発や寺社への初詣と鉄道の関係など、鉄道ファンの方だけでなく、鉄道に詳しくない方にも楽しんでいただける話題が盛りだくさんなので、気軽にサイトをのぞいてほしい」と話す。

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