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とらやが「端午の節句」向け和菓子 ちまきやかしわ餅など

季節のようかん「菖蒲あわせ」

季節のようかん「菖蒲あわせ」

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 端午の節句向けの和菓子を現在、赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)が期間限定販売している。

5月1日に販売を始める「粽」

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 同店では端午の節句に合わせ、限定和菓子を毎年販売している。今年のラインアップは4種類。季節のようかん「菖蒲(あやめ)あわせ」(1,944円)は、緑・紫・白・紅の4色で咲き競うアヤメを表現する。「柏(かしわ)餅」の味は2種類で、滑らかな口当たりに仕上げた「御膳あん」と、白あんに白みそを加えた「みそあん」(以上346円)を用意する。

 「小形羊羹(ようかん)『五月(さつき)のぼり』」(292円)は、パッケージにアヤメ、こいのぼり、かぶとを描いたようかんで、小倉の「夜の梅」、抹茶入り「新緑」、黒砂糖入りの「おもかげ」の3種類をそろえる。

 5月1日には、ちまきの販売も始める。「羊羹粽(ちまき)」は、くずにこしあんを練り合わせた商品で、小豆の風味が豊かに感じられるように仕上げた。「水仙粽」は、吉野くずと砂糖のみで仕上げたもので、くずの滑らかな食感が楽しめるという。「白下糖入外良(しろしたとういりういろう)粽」(以上465円)は、サトウキビの一種である竹糖(ちくとう)の絞り汁を煮詰め冷やした白下糖を使い、こくのあるういろう製の菓子に仕上げた。店頭では同じ味を束にした3本束(1,394円)も販売する。

 とらや広報担当のオラナンさんは「アヤメ、こいのぼり、かぶとなどのモチーフは昔から端午の節句と深い関係がある。ちまきやかしわ餅といったこの時期ならではのお菓子はもちろん、鮮やかな色合いの季節のようかん『菖蒲あわせ』などもそろえた。ご家族など皆さんで楽しんでほしい」と話す。

 営業時間は9時~19時(土曜・日曜・祝日は9時30分~18時)。毎月6日定休。数量限定(準備数に達し次第終了)。「五月のぼり」「かしわ餅」「粽」は5月5日まで。「菖蒲あわせ」は5月上旬まで。

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