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サントリーホールで3.11チャリティーコンサート ジャンル超え出演者が共演

(左から)コンサート発起人の湯川れい子さん・三枝成彰さん・コシノジュンコさん・林真理子さん

(左から)コンサート発起人の湯川れい子さん・三枝成彰さん・コシノジュンコさん・林真理子さん

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 「第9回 全音楽界による音楽会3.11チャリティコンサート」が3月11日、赤坂のサントリーホール(港区赤坂1)で開かれる。

出演歌手の氷川きよしさん

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 東日本大震災の被災者支援を目的に毎年開催している同コンサート。「公益社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構」「一般社団法人チームスマイル」を通じ、東日本大震災で被災した子どもたちを支援する目的で開く。「震災孤児遺児が成長するその日まで」をキーワードに、震災で親を失った子どもたちの将来の夢をかなえるための支援活動を続けている。

 当日は、作曲家の三枝成彰さんや音楽評論家の湯川れい子さん、デザイナーのコシノジュンコさん、小説家の林真理子さんらの呼び掛けでジャンルを超えて集まった、音楽家や著名人が共演する。出演者は無報酬で、全員から1万円以上の義援金を募る。昨年の第8回には、1122人が来場し、1,544万2,219円の義援金が集まった。

 今回は、指揮者の大友直人さん、渡辺俊幸さん、歌手の五木ひろしさん、加藤登紀子さん、クミコさん、小林幸子さん、坂本冬美さん、谷村新司さん、氷川きよしさん、南こうせつさん、ゴスペラーズ、バイオリニストの川井郁子さん、服部百音さん、テノール歌手のジョン・健・ヌッツォさん、カウンターテナー歌手の村松稔之さん、フルーティストの上野星矢さん、アコーディオニストのcobaさん、六本木男声合唱団ZIG-ZAGなどさまざまなジャンルの音楽家や著名人が共演する。管弦楽は3.11チャリティコンサート有志オーケストラが担当する。司会は、露木茂さんと永井美奈子さんが務める。

 三枝成彰さんは「サントリーホールのご支援と出演する皆さまの協力を得て、ノーギャラで出演してもらい、多くの東日本大震災で被災した子どもたちを支援している。皆さまのご厚意で、ずっと続けられていることに感謝している」とコメントする。

 湯川れい子さんは「今年の『全音楽界による音楽会』も、その人のその一曲が聴けるだけで満足と思っていただける一流のアーティストが腕を競ってくださる。私はプロデューサーとして、演歌や歌謡曲、ポップス、ジャズ、ロック畑など、日本を代表する方たちに出演を依頼した。今年も、未来を目指す東北被災地の若者たちに少しでも多くの支援を届けられるよう、皆さまの参加を心からお願い申し上げたい」とメッセージを寄せている。

 チケット販売は事前予約制。全席指定。17時30分開場。18時開演。1万円以上の義援金を申し受ける。

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