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赤坂の「虎屋 赤坂ギャラリー」で「とらやと楽しむ寅年展」 撮影スポットも

「とらやと楽しむ寅年展」の会場の様子

「とらやと楽しむ寅年展」の会場の様子

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 「とらやと楽しむ寅(とら)年展」が12月1日、赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)地下1階の「虎屋 赤坂ギャラリー」で始まった。

虎のパネルと共に撮影できるフォトスポットの様子

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 「12年に1度の寅年を祝う」をテーマにとらやと虎に関わるエピソードなどを紹介する同展。2万個のヒノキのピースに囲まれた会場には、とらやに伝来したさまざまな虎のデザインを拡大したパネルと共に青竹を飾り、竹林で遊ぶ虎を眺めるような雰囲気の中で展示を見ることができる。

 会場の正面には、とらやののれんと、とらやが所蔵する菓子を入れる2基一対のせいろう「竹虎蒔絵井籠(たけとらまきえせいろう)」のふたに描かれている「阿吽(あうん)の虎」の大きなパネルが出迎える。「井籠」は、菓子を届ける際に使った容器のことで、「お通い箱」とも呼ばれているという。豪華な容器を現代の職人が高度な技術で再現したという「竹虎青貝井籠」の展示も行う。

 壁面では、とらやの歴史や屋号の由来、とらやのロゴである「鐶虎(かんとら)」などについてパネルで紹介するほか、自身をミラーに写して虎のパネルと共に撮影できるフォトスポットも設ける。展示テーブルには、とらやの紙袋や掛け紙、張り子の虎のほか、同店でひな祭りに販売する菓子の「雛(ひな)井籠」に使う紙製の「井籠」も見ることができる。

 とらや広報担当のオラナンさんは「展示内にたくさんの虎がいるので、お気に入りの虎を探してもらうのがお勧め。おひとりさまでも楽しめるフォトスポットも用意した。寅年を祝い、とらやと虎に関わるエピソードと共に楽しんでもらえれば」と話す。

 展示時間は9時30分~18時。休館日は2022年1月6日、2月6日、3月6日。4月5日まで。

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