最高裁判所で広報映画「審理」上映会と大法廷見学会-「法の日」記念行事で

映画「審理」の上映会及び大法廷の見学会が開催される最高裁判所の外観。

映画「審理」の上映会及び大法廷の見学会が開催される最高裁判所の外観。

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 最高裁判所(千代田区隼町)は10月5日、「法の日」週間記念行事として法務省、最高検察庁、日本弁護士連合会と共同で「法の日フェスタ~もうすぐスタート!裁判員制度~」を開催。最高裁判所では、裁判員制度の広報用映画「審理」の上映会や大法廷の見学会を行う。

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 10月1日は「法の日」。1928年10月1日に陪審法が施行され、翌1929年から10月1日を「司法記念日」と定めたことに由来する。1947年10月1日には、最高裁判所発足後、最高裁判所で初めて法廷が開かれた。国民が法の役割や重要性について考えるきっかけになるように設けられた。

 最高裁判所、法務省、最高検察庁及び日本弁護士連合会は毎年10月1日から同7日までを「法の日」週間として、国民に法を身近に感じてもらうこと、法の尊重、基本的人権の擁護、社会秩序確立の精神を伝えることを目的に、全国各地で講演会、無料法律相談などの行事を実施。49回目を迎える今年は、来年5月21日から裁判員制度が実施されることを受け、裁判員制度の理解を深めてもらうことを目的に裁判員制度に関するさまざまなイベントを行う。

 最高裁判所で上映される裁判員制度の広報映画「審理」は、主人公が裁判員候補者に選ばれ、殺人事件を裁判員制度のもとに評議を行い、裁判が終了するまでの過程を描いた作品。酒井法子さんが主演を務める。

 「今後も裁判員制度が円滑にスタートできるような取り組みを行っていく」と最高裁判所。

 開催時間は10時~12時。定員は300人。

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