赤坂のアークヒルズ（港区赤坂1）1階の「スターバックス　コーヒー　アークヒルズ店」が5月31日、リニューアルオープンした。運営はスターバックスコーヒージャパン（品川区）。

店内に新たに設置した馬てい形のバーカウンター

　1997年に国内6号店としてオープンした同店。今回のリニューアルに伴い、同社が3月に新たに導入をしたアルコールメニューを加えたプログラム「STARBUCKS EVENING」を取り入れ、内装などを刷新した。

　店内には馬てい形のバーカウンターを新たに設置。ハイスツールを置くことで立ち寄りやすくしたという「クイックシーティングゾーン」や、商談などに利用しやすい「スロー　ビジネス　ラウンジ」、友人同士の会話や読書を楽しめる「スロー　リラクゼーション　ラウンジ」の3つのゾーンも設ける。利用シーンに応じてスペースを選べるようになった。

　同店ではバリスタを常駐させ「新しいコーヒーの楽しみ方」を客に提案。コーヒーの提供時には、4タイプの抽出方法を用意する。バキュームプレス抽出技術を採用した「Clover」、バリスタがハンドドリップで抽出する「Pour Over Coffee」、真空ろ過方式によって視覚的にも楽しめるという「Siphon」、コーヒーオイルまで抽出することでコーヒーが持つ本来の風味を楽しめる「Coffee Press」があり、客の好みに合わせて提供する。

　アルコールには、カルフォルニア産のメルローを使った赤ワイン「エストラーダクリーク　メルロー」や、柑橘系の果実味にバニラの香りを加えた白ワイン「エストラーダクリーク　シャルドネ」、フレッシュな酸味とクリーミーできめ細やかな泡立ちが特長というスパークリングワイン「パラウ　カヴァ」（以上918円）などを用意する。

　同社担当者は「大人が集うサードプレイスとしてリモデルした。バリスタを常駐させることで、お客さまとのつながりを今まで以上に大事にし、最高のコーヒー体験を提供していく」と話す。

　営業時間は、月曜～金曜＝7時～22時、土・日・祝日＝8時～21時。