明治記念館（港区元赤坂2）内の「ビアテラス鶺鴒（せきれい）」（TEL 03-3746-7723）が6月2日、オープンする。

室内席として開放される「金鶏（きんけい）の間」

　館内の約1000坪にも及ぶ緑豊かな庭園を利用して毎年この時期に開催される同ビアテラス。オープン25周年を迎える今年は、「日本の美しい夏遊び」をテーマとする。1日3回、ハーモニカ、サックス、バイオリン、二胡（にこ）などの楽器を使った生演奏のダンスショーや日本舞踊などのエンターテインメントも披露する。

　庭園の席数は最大260席。うち80席は予約制のプレミアムシート（1テーブル6,480円のテーブルチャージが別途必要）になっている。フードメニューは、オープン25周年を記念して提供する「アワビの塩蒸し ウニ合わせ」（3,780円）、「すっぽんとフカヒレの冷製」（2,700円）、「フォアグラとリゾットのすし仕立て 和風ソース」（1,944円）、「キャビアプレート」（4,320円）、「ねぎ塩炙（あぶ）り牛タン」（1,728円）など、シェフが考案した和洋中のプレミアムメニューを中心に約50種類を用意する。アルコールは、「ハートランド」「ハイネケン」「ブラウマイスター」「フローズン生」「フローズン黒」（以上885円）などをそろえる。

　今年も室内席として、明治憲法制定の際に草案審議の御前会議が行われた由緒ある「金鶏（きんけい）の間」を開放し60席を用意。メニューは、デザートを含む料理6品と、2時間30分飲み放題付の「室内限定プラン」（6,264円）などを提供する。

　同館担当者は「当館でしか味わえないぜいたくな空間で、友人や大切な方とのひとときを楽しんでいただければ」と話す。

　営業時間は17時～22時30分。土曜・日曜・祝日定休（8月16日・17日は特別営業）。8月11日～8月17日は16時～。サービス料は別途12％。9月10日まで。今月26日～30日はプレオープンとして、17時～21時30分に営業する。