国立劇場で「さくらまつり」-劇場生まれの桜など10種咲く

国立劇場生まれの桜「駿河小町(するがこまち)」 

国立劇場生まれの桜「駿河小町(するがこまち)」 

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 国立劇場(千代田区隼町4)前庭で3月28日から「国立劇場さくらまつり」が開かれる。

会場の様子

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 今年で9回目を迎える同行事には毎年多くの見物客が来場し、にぎわいを見せている。同劇場の前庭には、白い大輪の花をつける「駿河桜」、駿河桜の種木から稚木が芽生え成長した新品種で同劇場生まれの「駿河小町」、鮮やかな紅色の「神代曙」、やや小ぶりで紅色の「小松乙女」、2012年3月歌舞伎公演「一谷嫩軍記」にちなみ熊谷市より寄贈されたもので、一谷の合戦で熊谷直実が平山季重と先駆けを争ったとされていることから桜の先駆けという意味で名付けられた「熊谷桜」など10種19本の珍しい桜を楽しむことができる。

 期間中、床机(しょうぎ)と野だて傘を並べた休憩所を用意し、温かいほうじ茶を無料で提供するほか、桜の苗木やハガキも用意する。

「国立劇場には白色から紅色まで多種の桜が植えられており、3月下旬から順次開花する。期間中は演芸場の公演もあるので、花見と併せてお楽しみいただければ」と同劇場担当者。

 開催時間は12時~15時。雨天中止。4月6日まで。桜の開花状況により開催期間が変更となる場合あり。最新情報は同劇場ホームページで確認できる。

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