ANAインターコンチネンタルホテル東京(港区赤坂1、TEL 03-3505-1111)で2011年元日、江戸消防記念会による「出初め式」が開催される。
元日の恒例行事となっている「出初め式」は、毎年350人~400人が詰めかける同ホテルの風物詩。会場となるアトリウムロビーは天井高14メートル、広さ2,100平方メートルの吹き抜け空間でホテル開業次年度より開催し続けており、今年で24回目を迎える。
一番の見どころは「はしご乗り」。高さ6.5メートルのはしごをわずか12本の鳶口(とびぐち)で支え、命綱をつけずに勢いよく駆け上る演技は圧巻。広報担当の森直美さんは「揺れ動くはしごでの演技者と下ではしごを支える人との技術と呼吸が決め手となり、結束の固さが妙技を生み出しているところに毎年感動を覚える」とその魅力を話す。「静かな日本文化と比べ、躍動的な日本人を江戸の文化を通じて垣間見ることができる瞬間が、外国人旅行者にも毎年大変喜ばれている」とも。
開催時間は、12時30分~13時。見学無料。