ANAインターコンチで出初め式-江戸消防記念会によるはしご乗りも

技が成功した時の会場のどよめきと拍手は、新春を彩る風物詩。

技が成功した時の会場のどよめきと拍手は、新春を彩る風物詩。

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 ANAインターコンチネンタルホテル東京(港区赤坂1、TEL03-3505-1111)は1月1日、2階アトリウムロビーで江戸消防記念会による「出初め式」を開催する。

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 江戸消防記念会による「出初め式」は、同ホテルが1988年より22年間開催し続けている元日の恒例行事。頭領を先頭に、木やりの掛け声で始まる迫力ある入場と、天井の高さ14メートル、広さ2100 平方メートルのアトリウムロビーで披露される「はしご乗り」は圧巻で、毎年多くの来場者でにぎわう会場では、技が成功するたびに拍手が巻き起きる。

 「はしご乗り」に使われるはしごは高さ6.5メートル。下で12人が持つ鳶口(とびぐち)ではしごを支えて安定を保つ。そのため揺れ動くはしごでの演技者と、下ではしごを支える者との技術と呼吸が決め手となり、結束の固さが妙技を生み出す。安定させたはしごに、命綱をつけずに勢いよく駆け上る演技者が数々の技を披露する。

 広報担当の森直美さんは「江戸の粋や江戸っ子の気風の良さが、日本人にはもちろん、外国人にも魅力に映る。チーム力や結束の固さという意味で、はしご乗りは現代社会のさまざまなシチュエーションに当てはまる」とイベントの魅力を話す。

 開催時間は12時30分~13時。見学無料。

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