夏の食材を使った和のアフタヌーンティーを現在、「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」（千代田区紀尾井町1、TEL 03-3234-1111）の「WASHOKU 蒼天 SOUTEN」が提供している。

1人用ずつ提供する「Japanese Afternoon Tea～百花～ 」のスタンド小とプレート（イメージ）

　土曜・日曜・祝日限定で提供する「Japanese Afternoon Tea～百花～」（8,000円）は、「抹茶×グリーン」をテーマに、「ホテルで涼みながら夏の味覚を味わえるメニューを提供したい」と同ホテル料理長の高（「高」ははしごだか）橋賢さんが考案した新作。

　セールス＆マーケティングスーパーバイザーの伊藤菜月さんは「この季節は当ホテルから望める緑が美しいので、日本食材である緑の抹茶とグリーンをテーマに採用した」と話す。

　メニューのラインアップは15種類。大きな丸いスタンドには、夏の食材をアレンジした8種類のメニューを並べる。ローストビーフを入れた「抹茶ブレッドサンド」は、キュウリのしょうゆ漬けやタルタルなどを挟み「新感覚の組み合わせが楽しめるように」仕上げたという。「枝豆ようかん」は、白あんと酒かすを使ったようかんで、抹茶と塩ゆでした枝豆を添える。このほか、マスカットを添えた「青梅杏仁（あんにん）豆腐」や「ミニトマトのシャルトリューズとはちみつ漬け」などを盛り込む。

　小さな丸いスタンドとプレートには、「イクラちらしずし」や「ピスタチオたまご蒸しプリン」、あんみつをイメージしたという「抹茶ゼリー」、「アボカドチーズグラタン」、「順菜（ジュンサイ）レモンミント酢」などを並べる。

　ドリンクは「ロンネフェルト」の紅茶やコーヒーなどが飲み放題となる。

　伊藤さんは「『抹茶豆腐』や『抹茶ゼリー』などの抹茶を使ったメニューに加え、『紫花豆コーヒー煮』や『鮑（あわび）黒酢揚げ』など、和と洋を融合させたメニューを用意した。暑い夏にピッタリのひんやりとしたメニューを高層階からの景色を望みながら、日本のお客さまだけでなく、海外からのお客さまにも楽しんでほしい」と話す。

　提供時間は11時30分～14時30分。入店から2時間制。要予約。予約は利用日前日の17時まで。予約は2人から受け付ける。別途サービス料。8月27日まで。