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とらやが春向けの和菓子 「イチゴようかん」や生菓子など

季節限定の「小形羊羹『いちご』」

季節限定の「小形羊羹『いちご』」

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 老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)が現在、春向けの和菓子を販売している。

(右から)小倉・抹茶・黒砂糖の3種類を用意する「春パッケージ小形羊羹」

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 今年のラインアップは11種類。「小形羊羹(ようかん)『いちご』」は、こしあんに国産とオーストリア産の2種類のイチゴを合わせ、香料を使わずに仕上げる。口の中でイチゴと小豆の自然な風味を広がりやすくするため、同社の定番ようかんよりもやわらかく甘さがやや控えめに感じられるように仕上げているという。小形ようかんのパッケージにサクラを描いた「春パッケージ小形羊羹」(以上292円)は、小倉、黒砂糖、抹茶の3種類をそろえる。

 両商品とも寅(とら)年限定の箱に詰めた「小形羊羹『いちご』5本入 虎柄化粧箱」と「春小形羊羹5本入 虎柄化粧箱」(以上1,620円)を用意するほか、チョウが舞う絵柄をあしらった春限定の化粧箱に3種類のもなかと一緒に詰め合わせた「春いろ詰合せ1号」(2,160円)も展開する。

 3月上旬には季節のようかん「桜の里」(1,944円)の販売も始める。道明寺かんと塩漬けにしたサクラの葉を細かく刻んで入れたようかんで、道明寺製の桜餠にも似た食感とサクラの葉の香りが楽しめるという。

 生菓子は5種類を用意する。「桜餅」(476円)は、薄く伸ばして焼いた生地でこしあんを包み塩漬けしたサクラの葉で巻いたもので、葉のほのかな香りが楽しめるという。3月4日には、サクラの初々しさを表現した薯蕷(じょうよ)製の「初桜」(454円)と、華麗な京都の春を表したという茶巾絞りの「都の春」も発売する。3月16日には、春に咲くサクラの美しさを表した「手折桜」や、遠くに見えるサクラの景色を紅白のそぼろで表現したきんとん製の「遠桜」(以上486円)の販売も始める。サクラをかたどった紅色の皮に白あんを詰めたもなか「御代の春 紅(ベニ)」(216円)もそろえる。

 とらや広報担当の小谷由香里さんは「春の訪れが楽しみになるような菓子をそろえた。サクラの開花を心待ちにしながら、まずは和菓子でサクラを楽しんでもらいたい。2022年は寅年なので、屋号の『虎』に掛けて『虎柄化粧箱』を用意している。箱がなくなり次第終了となるので、早めに買い求めてほしい」と話す。

 営業時間は9時~19時(土曜・日曜・祝日は9時30分~18時)。毎月6日定休。「初桜」「都の春」は3月15日、「小形羊羹『いちご』」「虎柄化粧箱」「春いろ詰合せ1号」は3月下旬、「手折桜」「遠桜」は3月31日、「春パッケージ小形羊羹」「桜の里」は4月上旬、「桜餅」は4月10日まで(いずれも準備数に達し次第終了)。

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