赤坂の日枝神社(千代田区永田町2)で8月4日、「箸感謝祭」を行う。
例年8月4日の「箸(はし)の日」に合わせて行なわれる同祭。広報担当の勅使河原翔幣さんは、「日本人は箸に延命長寿、無病息災の願いと、『いただきます』の感謝を念じて箸を使用してきた。また、箸は貴重品かつ神聖なる祭器具であり、生命の永遠、更新の祈りが込められ独自の美意識、文化、器用さも形成してきた。同祭では、その箸に感謝し、除災招福、延命長寿、家門繁栄、商売繁盛などを祈願する」と話す。
当日は、社殿で祈願をおこなった後、同神社の斎庭で箸のおたき上げを行う。参列者はそれぞれが持ち寄った使用済のはしを各自で火にくべ、供養する。
勅使河原さんは「現代では箸離れが進んでいるが、同祭を通じて改めて箸に感謝の心を持っていただければ」と話す。
開始は10時30分。箸焼納者のみ参列可。参加無料。