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とらやが土用の入りに合わせて「土用餅」 3日間限定で販売

3日間限定で販売する黒砂糖と小豆を使った「土用餅(黒糖餡)」(画像は2個盛り)

3日間限定で販売する黒砂糖と小豆を使った「土用餅(黒糖餡)」(画像は2個盛り)

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 赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)が7月17日、土用の入りに合わせた和菓子を3日間限定で販売する。

全国でも限られた地域でしか栽培されていないという希少品種の「露茜」を使った「夏羹 うめ」

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 土用とは、暦の立春・立夏・立秋・立冬前の18日間を指すが、現在では一般に立秋の前の夏の土用のみを指す。土用の入りには、暑さ負けをしないようにと、所によって砂糖や小豆入りの餅を食べる習慣がある。

 同店では、今年の土用の入りに当たる7月19日を前に、黒砂糖と小豆の黒糖餡(あん)を使う「土用餅」(281円)を販売する。とらやの「土用餅」は、餅をあんで包んだ菓子。1個の重さは50グラムで、滑らかな口当たりに仕上げるという。

 併せて同日には、「夏羹(なつかん) うめ」(324円)の販売も始める。とらや広報担当の奥野容子さんは「夏の土用の日は『う』の付く食材を食べると夏バテしないと言われていることから『うめ』を使った商品も用意した。全国でも限られた地域でしか栽培されていないウメとスモモを交配した希少品種の『露茜(つゆあかね)』と寒天で柔らかな食感に仕上げた」と話す。

 「夏の土用に土用餅を食べる風習は江戸時代からあったと聞く。梅雨明けが近づき、暑さもより厳しくなるこの時季には、先人に倣って甘いものを食べ、暑気払いをしてほしい。両商品とも数量限定なので、予約がお勧め」(奥野さん)とも。

 「土用餅」の販売7月19日まで。「夏羹 うめ」の販売は準備数に達し次第終了。

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