氷川神社主催で「日本の伝統刺繍」講座-山車の飾り幕に歴史的新発見

赤坂新五丁目町会所有の氷川山車「日本武尊」の飾り幕。現在修復中だ。

赤坂新五丁目町会所有の氷川山車「日本武尊」の飾り幕。現在修復中だ。

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 赤坂氷川山車保存会は8月30日、赤坂小学校(港区赤坂8)の視聴覚室で「日本の伝統刺繍勉強会」を開催する。同会は、赤坂氷川神社(港区赤坂 6)が主体となって運営するNPO法人。

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 近年復活した江戸の山車「赤坂氷川山車」。赤坂の各町内会が所蔵するこの山車のうち、今回は赤坂新五丁目町会が所有する「日本武尊」の修復報告を兼ねて、日本の伝統刺繍についての講演を行う。

 もともと、江戸時代から各氏子町内会が保存してきた氷川山車には破損が著しいものが多く、かねてからNPO法人赤坂氷川山車保存会は山車の保存、修復活動を行ってきた。赤坂新五丁目町会所有の氷川山車「日本武尊」は、飾り幕の状態が悪く、今年度より女子美術大学の刺繍研究室の全面的協力のもと修復作業が行われている。「その修復過程で、山車の飾り幕の羅紗(らしゃ)が実は江戸期の舶来品である可能性がでてきたり、もともとは氷川神社拝殿に納められている額絵にある幕そのものであったりと、今回の修復作業で多くの発見がなされた。赤坂だけでなく、日本の歴史的観点からも、非常に貴重なもの」と赤坂氷川神社の禰宜・恵川義浩さん。

 当日は、女子美術大学の刺繍研究室責任者の岡田宣世さんが講義を行う。同研究室は、全国の博物館から委託された染織作品の調査や修復作業に従事しているため、氷川山車「日本武尊」の修復状況の報告や飾り幕の出所だけでなく、日本刺繍の歴史や当時の技術方法などについて、貴重な画像を交えながら紹介する。

 講義は14時~16時。参加無料。

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