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赤坂氷川神社の禰宜が「神社の経営革新」を語る-東京ミッドタウンで講演
(2008年10月30日)
スルガ銀行が運営する東京ミッドタウン内のリレーション空間「d-labo」(港区赤坂9)で11月6日、赤坂氷川神社(港区赤坂6)で禰宜(ねぎ)を務める恵川義浩さんが「神社経営革新」をテーマに講演を行う。
現在、神社の多くは、社殿などの古い施設を修繕・維持していくために多額の費用がかかることから経営の危機に直面している。都内では神社の事業とは無関係の不動産事業を展開することで社殿の維持を行い、地方では後継者不足などから無人化する神社も出てきているという。
講演を行う恵川さんは同神社の宮司の長男。大学卒業後は、日本出版販売(千代田区)に勤め、楽天ブックスの立ち上げなどに携わるなどプロジェクト業務をメーンに行ってきた。2002年に同社を退職、実家である同神社の権禰宜として神職に就き、赤坂氷川神社の再興を図り、ビジネスマン時代の経験を生かしさまざまな施策を行い、成功を収めてきた。
神社の収益の基盤は企業や飲食店など祈祷料や結婚式の挙式料がメーン。同神社は、徳川8代将軍の徳川吉宗が造営した由緒ある神社で、東京大空襲などでも奇跡的に戦火を免れ、緑の多い昔ながらの神社。そうした景観を維持するためにも、恵川さんは不動産事業などではなく、本業のみで神社の維持する方針を取り、本業を活性化させるさまざまな手段を講じた。「伝統を残すということが重要で、この神社をこの姿のまま後世に伝えていくことが私の使命だと感じている」と恵川さん。
その本業を活性化させるために、恵川さんは神事の解説や行事の案内などとともに神事で使用する形代(かたしろ)を封入しポスティングしたり、同神社のホームページを作成したりするなどの認知向上活動を行ってきた。また、レストランとアライアンスを組み、レストランウエディングなどのニーズに応えた挙式を実施。そうしたさまざまな活動により行事に参加する人が増加し、2003年に年間数件だった挙式件数も、今年10月現在で年間220件まで伸びているという。
さらに、地域の人たちのコミュニケーションが希薄になっていることから、祭りをひとつ地域のコミュニケーションの場としてとらえ、神社が主体となったまちおこし活動を行う。「赤坂」でひとつにまとまる母体として、赤坂の町会がもともと所有していた山車(だし)を復活させるプロジェクトを実施し、2年間で2台の山車の復活させている。
「地域のコミュニケーションを活性させる活動として、山車や祭りに限らず、伝統文化として地域の人たちとできることがあれば、いろいろなことをしてきたい」と恵川さん。
講演の開催時間は19時~21時。入場無料。
東京ミッドタウンで「赤坂氷川山車」を展示-山車修復を記念して(六本木経済新聞)街とアートがコラボ「赤坂アートフラワー」-サカスなどで現代アート展(赤坂経済新聞)日本三大祭り「山王まつり」-オフィス街を江戸装束の祭列が練り歩く(赤坂経済新聞)d-labo赤坂氷川神社
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