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赤坂に「日本茶屋」風の喫茶店 群馬の焼きまんじゅうも

モチモチとした食感と特製みそだれの甘みが特徴の群馬県の焼きまんじゅう

モチモチとした食感と特製みそだれの甘みが特徴の群馬県の焼きまんじゅう

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 赤坂の喫茶店「赤坂茶寮 桃源」(港区赤坂3、TEL 03-6277-7204)が間もなくオープンから2カ月を迎える。

長崎県の平戸牛を多く使った「赤坂茶寮 桃源」のメニュー「平戸カレー」

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 6月6日にオープンした同店。店内には長崎県佐世保市の陶磁器「三川内焼」の置物を並べるなど、「日本茶屋」をイメージする。店主は群馬県出身の高野久代さん。これまで約30年間にわたって赤坂や恵比寿、銀座など都内で美容室やホテルなどを手掛け、現在も赤坂で「ヘアサロン NaVie AKASAKA」を経営している。

 「30年間で赤坂は多くの飲食店が入れ替わり、最近ではホテルが次々と建ち始めて街は大きく変化してきた。一方で神社など地域に根差したスポットがあるおかげで、赤坂らしさも面影を随所に残している。見えを張らずに自分らしい生活ができるこの街で、昔風で日本らしい店を出したかった」と高野さんは開店までのいきさつを話す。

 同店では、国土交通省関東運輸局が制定したブランド「2016関東運輸局観光振興賞」を受賞した「群馬名物やきまんじゅう」(350円)を扱うほか、「平戸牛カレー」(1,300円)などを提供。ハンドドリップで入れる「平戸珈琲」(500円)やインドネシア産のコーヒー「トアルコトラジャ」(800円)、伊勢神宮御用達の芳翠園の銘茶として知られる「芳翠園の煎茶 ほうじ茶」(600円)なども用意する。

 「江戸時代に外国から最初に入ってきた文化を大切にしたいと思い、貿易港のあった長崎県のものも多く取り入れた」と高野さん。「この店を通じて赤坂の街がにぎわう手伝いができれば」とも。

 営業時間は11時30分~15時30分。

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