赤坂・一ツ木通り沿いの炭火焼き料理店「炬屋（かがりや）」（港区赤坂4、TEL 03-6459-1205）が5月27日、5周年を迎えた。

高知からの直送のとれたて野菜で作る「長崎さんの生野菜盛り」

　統括店長の高田秀一さんは「正直、赤坂で5年も店を営業できるとは思ってもいなかった。獺祭や龍力などの日本酒をメーンの料理屋にしたことが、この日を迎えた理由だと思う」と話す。今月31日までは記念営業で、獺祭、龍力、亀泉、七田のたる酒を来店客に振る舞う予定。

　比内地鶏の焼き鳥や炭火で焼く旬の炙（あぶ）りも看板メニュー。旬は、「たけのこ姿焼き」（1,000円）、「皮付き新レンコン」（620円）など。高知から直送している野菜で作る「長崎さんの生野菜盛り」（800円）、「リサのフルーツトマト」（500円）も人気の品。

　草野球でも活躍する高田さんと料理長の戸井田さんは、大の広島東洋カープファン。特に梵英心（そよぎ・えいしん）選手がお気に入りで、2号店には「炬屋EISHIN」と名付けた程。そんな高田さんの夢は、「若い人たちに店を任せて、料理長とともにカープ若手選手専用の合宿所・大野寮の寮長・料理長になること。戸井田は打撃投手ができるし、自分はブルペン捕手として球を受ける。もちろん、3食僕らが作ります。その夢に1歩ずつ近づいている気がする」と話す。

　営業時間は18時～23時30分（金曜は翌3時まで）。日曜・祝日定休。