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B級グルメ王・柳生九兵衛の「赤坂うまいもんめぐり・ぐるグルメ!」《第9回「中国料理たけくま」》

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●「中国料理たけくま」

(港区赤坂2、TEL03-3585-3600)

 店名の「たけくま」というのは、料理長の竹熊健策さんのお名前から。以前は銀座の某有名店で料理長を務めていたという竹熊さんは上海料理のご出身。こちらの店でも、「エビ子とナマコの醤油煮込み(2,800円)」「上海蟹肉入りフカヒレスープ(2~3人前、3,000円)」などの本格上海料理を味わうことができます。現在では、上海料理だけにとらわれることなく腕を振るっており、中国料理を幅広く楽しませてくれる名店です。


ダウンライトのモダンな店内は、まるでおしゃれなカフェのよう。女性のお客さんが多いのは、居心地のよさもありますが、やっぱり料理がおいしいから。うまいものに目が無い彼女達の御眼鏡にかなう数々の料理の中でも「炸醤麺(ジャージャー麺)」(1,080円、写真下)の人気は上々。
 真っ白なお皿にサニーレタスが敷かれ、トマトや細切りのきゅうり、白髪ねぎなどと共に盛り付けられた炸醤麺はまるでサラダのよう。まずは、美しい盛り付けで期待感を高めてくれます。野菜類はそのままサラダのように食べてもいいですが、たっぷりの肉味噌と一緒によく混ぜて、からめながら食べても美味。特注の玉子麺は当たりが良く、肉味噌との相性もバッチリ。自家製ラー油と豆板醤のやさしい辛さがうまさを引き立ててくれます。

 たっぷりの肉味噌は、ごはんともよく合いそう。麺類メニューページの一番下に「ライス小、中、大」が載っているのに思わず納得。やはりみなさん、ライスも一緒に注文される方が多いのだとか。

大人気の「炸醤麺」は、残念ながら夜だけのメニューなのですが、ランチタイムメニューも充実しているのでご安心を。8~9種類のメニューのうちで、圧倒的な人気を誇るのが「酸辣湯麺」(写真左下)と「担々麺」(各900円)。なんとこの2品だけで、ランチのお客さんの3分の2の注文なのだとか。それぞれが3分の1ずつ。人気を二分する大人気のメニューです。

その他に、「豚肉とキャベツの味噌炒め定食(回鍋肉)」(1,000円、写真右上)などの定食類もあります。ランチのライスはおかわり自由で、これがお目当ての人もいるほどおいしい自家製杏仁豆腐が付くのもうれしい限り。
 

  

なるほど。確かにいつも行列必至の人気ぶりです。

***

「中国料理たけくま」
港区赤坂2-15-18西山興業ビル1F
03-3585-3600
11:30~14:30(14:00L.O.)/17:30~22:30(22:00L.O.)
※土曜、~21:30(21:00L.O.)
日、祝休

【関連リンク】

◇B級グルメ王・柳生九兵衛の「赤坂うまいもんめぐり・ぐるグルメ!」《第7回》「中華うずまき」(赤坂経済新聞)

http://akasaka.keizai.biz/column/34/

◇B級グルメ王・柳生九兵衛の「赤坂うまいもんめぐり・ぐるグルメ!」《第8回》「名華園料理店」(赤坂経済新聞)

http://akasaka.keizai.biz/column/35/

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