憲政記念館で特別展「怒涛の幕末維新」-大物政治家も来場

憲政記念館で開催されている特別展に来場した議員たち。左から小坂憲次衆議院議員、河野洋平衆議院議長、河村建夫官房長官。

憲政記念館で開催されている特別展に来場した議員たち。左から小坂憲次衆議院議員、河野洋平衆議院議長、河村建夫官房長官。

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 憲政記念館(千代田区永田町1、TEL 03-3581-1651)で11月6日より、幕末から明治までの重要文化財や資料展示を行う特別展「怒濤の幕末維新~攘夷・開国から民撰議院設立建白書提出へ~」が開催される。

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 同館は日本の議会開設80年を記念して、議会制民主主義について広く一般の認識を深めることを目的に設立された、衆議院が運営する施設。「議会政治を広く認識してもらうことを目的に毎年、特別展を開催している」と同館広報担当者。

 今年行われる特別展では、ペリーの来航から尊王攘夷運動、明治政府誕生、そして民撰議院設立建白書提出までの激変していく日本の様子を、政治からの視点をメーンに紹介する。重要文化財15点を含む文書類94点、絵画・色紙・記念物など112点、パネル写真など67点、計273点の資料を展示するほか、攘夷・開国から民撰議院設立建白書提出までの流れを約20分のショートフィルムで上映、その「怒とう」の時代の様子を伝える。

 同5日に行われた同展テープカットには河野洋平衆議院議長、衆議院議院運営委員長で憲政記念館運営委員長の小坂憲次衆議院議員、与党の代表として小此木八郎衆議院議員、野党の代表として川端達夫衆議院議員が出席。そのほかにも河村建夫官房長官など多くの大物政治家が来場し、展示品を観覧した。

 展示する重要文化財は「岩倉具視懐中時計」「大久保利通日記」など。政治に関係するものだけでなく当時の文化を垣間見ることができる「ティファニー煙草盆」や「牛鍋用皿」、大河ドラマで話題となっている篤姫に縁のある資料なども展示する。

 開館時間は9時30分~17時。入場無料。今月28日まで。

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