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とらや、国産の新栗を使った栗菓子販売 「十三夜」にちなんだ生菓子も

「小形羊羹『新栗』」

「小形羊羹『新栗』」

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 赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)が現在、今年収穫された国産の栗を使った菓子を販売している。

「十三夜」に合わせて3日間限定で販売する「栗名月」

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 例年同時季に栗菓子を販売する同店。今年は8種類をラインアップする。数量限定で販売する「小形羊羹(ようかん)『新栗』」(368円)は、裏ごした栗と白あんを練り上げて仕上げたようかん。

 生菓子は4種類を用意。「栗鹿の子」は、白あんの玉を蜜漬けした栗で覆い鹿の背の白い斑紋「鹿の子斑(かのこまだら)」に見立てる。「栗粉餅(くりこもち)」は、御膳あんを求肥(ぎゅうひ)で包み、裏ごした栗と白あんを混ぜたそぼろを付けて仕上げる。「栗蒸羊羹」は、御膳あんに小麦粉とくず粉を加え新栗の風味を感じられるように蒸し上げる。10月25日には、御膳あんを栗あんで包み茶巾絞りにした「栗名月(くりめいげつ)」(以上638円)を27日の「十三夜」に合わせて3日間限定で販売する。

 このほか、栗の風味を生かすため渋皮を残して仕上げた季節の練り菓子「栗ごよみ」(324円)や、ようかんの「栗蒸羊羹」(中形=2,376円、竹皮包み=4,752円)も用意する。

 とらや広報担当の龍旭佳さんは「今年の栗は太陽をたっぷりと浴びて風味豊かに育った。この時期ならではの自然の恵みを、とらやの職人が丹念に仕上げた菓子で楽しんでほしい」と話す。

 営業時間は9時~18時(土曜・日曜・祝日は9時30分~)。毎月6日定休。各商品とも準備数に達し次第終了。「栗氷」は10月10日まで。「栗粉餅」「栗蒸羊羹」「栗鹿の子」は10月31日まで。「新栗」、ようかんの「栗蒸羊羹」「栗ごよみ」は11月中旬まで。

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