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サントリーホール平日午後のクラシックコンサートが20回目 ライブ配信も

「日本フィル&サントリーホール とっておき アフタヌーン」(Vol.19の様子)

「日本フィル&サントリーホール とっておき アフタヌーン」(Vol.19の様子)

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 サントリーホール(港区赤坂1、TEL 0570‐55-0017)で9月27日、「『日本フィル&サントリーホール とっておき アフタヌーン』2022~23シーズンVol. 20」が開催される。

指揮者を務める太田弦さん ©ai ueda

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 2015(平成27)年5月からサントリーホールと日本フィルハーモニー交響楽団が共同で開いている同コンサート。「平日の午後を優雅で豊かに過ごしてほしい」と企画した。2022年~2023年のシーズンは「心に音楽のエールを」をテーマに、心に熱く響く作品を中心に届けるという。

 20回目となる今回は、国内の主要オーケストラと共演を重ね、東京国際音楽コンクールで第2位と「聴衆賞」を受賞した若手指揮者の太田弦さんが指揮を務める。ソリストはピアニストの仲道郁代さんが同楽団と初共演した際に演奏したモーツァルトの「ピアノ協奏曲第20番」と、ベートーベンの「交響曲第5番 ハ短調 作品67『運命』」を披露する。ナビゲーターは俳優の高橋克典さんが務める。コンサート前の「リハーサル体験」も予定するほか、有料のライブ配信も行う。

 同ホール広報担当者の伊藤雅美さんは「『とっておきアフタヌーン』は、魅力的な指揮者とソリストが出演するのが毎回のコンサートのお楽しみとなっている。今回は、指揮者には若くてさまざまなオーケストラから信頼を得ている『正統派』の太田弦さん、日本を代表するピアニストの仲道郁代さんが出演し、俳優の高橋克典さんのナビゲートでクラシック音楽を初めて聴く方にも親しみやすく、奥深い音楽の世界を案内する」と話す。

 「公演時間中に限り、当ホールの楽屋か周辺施設で、お子さま1人につき2,000円で預かる事前申込制の託児サービスも利用できるので、コンサートから少し足が遠のいてしまっている育児休業中の方や、小さいお子さんがいらっしゃる方にもお勧め。コロナ禍で知らず知らずのうちに緊張が続き、ストレスの多い毎日。オーケストラの響きの中に思い切り身を委ねてみては」とも。

 14時開演。全席指定。ライブ配信の視聴料は2,000円。「リハーサル体験」の募集は20人。事前申し込み制で参加無料。応募資格はコンサートチケット保有者のみ。ウェブでの応募は8月26日17時まで。

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