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赤坂のライブハウス「club TENJIKU」、閉店へ 10代から60代まで幅広い客層に支持

同施設ステージ

同施設ステージ

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 赤坂のライブハウス「club TENJIKU(クラブ テンジク)」(港区赤坂2、TEL 03-5600-7337)が12月27日、閉店する。

同施設外観

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 2007(平成19)年9月にオープンした同施設。店長の岡田優さんは、1997(平成9)年に高知県からバンド活動を行うために上京し、2012(平成24)年6月にブッキングマネージャーとして「赤坂CLUB TENJIKU」に入社、2016(平成28)年10月に同施設の店長に就任した。岡田さんは「『バンドとともに成長できるライブハウス』として若手育成に力を注ぎ、バンドの成長を何よりの生きがいとした」と話す。

 2013(平成25)年から10・11月には「ネクストブレーク間違いなし」と同施設が太鼓判を押すバンド形態のアーティストをそろえたイベント「THE DIAMOND RUSH」、2016(平成28)年から「赤坂の地を盛りあげたい」という願いのもと、周辺のライブハウス・ライブバーに協力をお願いしてアコースティックスタイルのアーティストを集めた、複数の会場を自由に行き来しながらアーティストのステージを見ることができるサーキットスタイルのイベント「ACO-SAKA」、毎年12月31日にはその年に同施設で活躍したアーティストの集大成となるイベント「COUNT DOWN LIVE」を開催した。13年間、10代後半から60代まで幅広い客層に支持され、約16万人の来場者が訪れた。

 岡田さんは「ご出演のアーティストさま、イベンターさま、ご来場いただいた多くのお客さま、そして赤坂の地域の皆さまに支えられ、楽しく営業を続けることができた。私で3代目となり、歴代の店長も含め『成長するアーティストが輝けるステージを必死に守りたい!』と日々奮闘してきたが、2020年で13年間の幕を下ろす。個人的には大変悔しくて仕方ないが、閉店後は姉妹店の『両国SUNRIZE』へ異動して引き続きアーティストたちを支えていけるよう、スタッフとともに日々精進していく。場所は変わってしまうが、近くにお越しの際はぜひともお立ちよりいただければ。皆さまのお越しを心よりお待ちしている」と話す。

 営業時間はイベント、スケジュールにより異なる。

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