赤坂氷川神社(港区赤坂6、TEL 03-3583-1935)が7月1日から、七夕をモチーフとした御朱印を期間限定で頒布する。
2018(平成30)年7月から、日本の四季に合わせたイチョウ、夜桜、祭りなどの御朱印をシリーズ化し、期間限定で頒布してきた。
昨年に引き続き、七夕をモチーフとした御朱印「季節の御朱印 星合ひ参り」を今年も頒布する。御朱印名の「星合ひ」とは、七夕の夜に彦星と織姫の二つの星が出合うことを意味する。素材は「梶の葉」を用いた和紙を使い、デザインにも「梶の葉」を採用した。「梶の葉」は、平安時代後期の詩人である藤原俊成が『新古今和歌集』で七夕について詠んだ歌の中にも登場する。彦星をイメージした青色と、織姫をイメージした桃色の2種類の御朱印を用意する。
同神社職員の神屋宗太郎さんは「現在の七夕の風習は、天の川を渡る船の舵(かじ)となって星に願いが届くようにと、平安貴族が『梶(かじ)の葉』に和歌や願いごとを書いたことがはじまりといわれる。御朱印を通して、七夕の夜に古来の人々の生活に思いを馳せていただければ」と話す。
頒布時間は10時~16時(7月5日=17時まで、7日=19時まで)。初穂料は500円。頒布数は平日=300(各150)枚、土日=800(各400)枚。なくなり次第終了。