乃木坂の乃木神社（港区赤坂8、TEL 03-3402-2181）で8月4日、「ノギビトの夏祭り」を行う。運営は乃木会館。

祭り当日は提灯がライトアップされ幻想的な雰囲気となる

　毎年恒例で開催する同神社の夏祭り。副支配人の米内啓さんは「今年は多く方に乃木神社と当館をより親しんでいただきたいと思い、施設全体で楽しめる内容にした」と話す。

　境内では「型抜」「輪投げ」「綿菓子」といった昔ながらの屋台が並ぶほか、16時から先着20人にカブトムシを無料で配布する。ほかにも、紙芝居師による「なっちゃんの紙芝居」や「氷川神社 混声合唱団」が歌声を披露するライブステージを実施。会場全体を巡りながら同神社の歴史的な建造物の見どころや、同会館内にある年代ものの調度品、美術品などに触れながら発見探検する「スタンプラリー」も行う。

　同神社に隣接する乃木会館では同館のフラワースタッフによる「押し花葉書作」（500円）や「ボタニカルワックスサシェ」、スナップ写真のスタッフによる「インスタ映えの撮り方講座」（以上1,000円）といったワークショップを開催する。

　「乃木坂倶楽部」では、1階と2階の両方の料理をビュッフェスタイルで楽しめる「乃木会館伝統の食フェスタ」（大人＝4,000円、子ども＝1,500円）を開催する。1階のカフェでは、牛肉、豚肉、鶏肉を同館伝統のソースで提供する「鉄板焼」や、「中之条夏野菜グリエ盛合わせ」「冷しうどん」を用意する。テークアウトに、3種類の肉を盛り込んだ「鉄板焼」など1階の料理を1皿500円で販売する。「ビール」（500円）、「サングリア」（300円）といったアルコールもテークアウト可能。ほかにも、群馬県中之条町にある乃木神社新選田の米を使った純米吟醸の「乃木の盃」（2,800円）を100本限定で販売。夏野菜などを販売する「中之条マルシェ」も開催する。

　米内さんは「祭りとともに、今年2月に開館50周年を迎えた当館ならではの食のこだわりを盛り込んだ『乃木会館伝統の食フェスタ』を味わって欲しい」と来場を呼び掛ける。

　開催時間は会場により異なる。ワークショップとビュッフェは予約優先。定員に達し次第終了。雨天決行。