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赤坂の「双子のライオン堂書店」が文芸誌を創刊 第1号は宮沢賢治特集

「しししし Vol.1宮沢賢治特集」書影

「しししし Vol.1宮沢賢治特集」書影

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 赤坂の選書専門店「双子のライオン堂書店」(港区赤坂6)が12月31 日、文芸誌「しししし」を創刊する。

12月22日から同店で開催する宮沢賢治フェアで販売する書籍の一部

 2003年にインターネット古書店として創業した同店。2013年に新刊・古書店として文京区白山に実店舗を開店し、2015年10月に赤坂へ移転。昨年11月に同店初となる文芸誌「草獅子」を創刊した。今作「しししし」は同店2作目の文芸誌となる。店主の竹田信弥さんは「『読者と作家と本屋が交流する場所にしたい』というこの店への思いを、雑誌に持ち出すイメージで制作した」と説明する。

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 同誌は毎回1人の作家を特集し、今作では宮沢賢治を取り上げる。作家、専門家による宮沢賢治に入門するための論考やコミカライズ作品のほか、「銀河鉄道の夜」他1篇の読書会模様、Cat’s Meow Books、H.A.Bookstoreといった書店の日常を綴った「本屋日録」、読者を主役とした「本と私」、「本屋エッセー」の大賞作品発表などを収録。執筆者には批評家・小説家の東浩紀さんや、評論家・詩人の吉本隆明さん(再掲)などの著名人ほか、多くの作家、専門家が名を連ねる。表紙装画はイラストレーターの大槻香奈さんが手がける。

 発売に合わせ、同店では12月22日より宮沢賢治フェアを開催。宮沢賢治作品や、宮沢賢治関連の書物を多数用意する。

 竹田さんは「プロの書き手の方に参加していただき、豪華な内容に仕上がった。文芸誌の発行をきっかけに、今後も当店を読者と作家と本屋が交流する場所にしていきたい」と意気込みを語る。

 『しししし Vol.1宮沢賢治特集』は1冊1,944円。全180ページ。店舗の営業時間は15時~21時。月曜・火曜定休。日曜不定期営業。

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