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赤坂に「ボリュームにこだわる」そば店-IT企業が飲食初進出

「女性が入りやすいようなデザインを意識した」という店内

「女性が入りやすいようなデザインを意識した」という店内

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 赤坂に8月10日、そば店「つけ蕎麦 ぢゅるり」(港区赤坂5、TEL 03-3584-1677)がオープンした。運営はIT企業のイーネットジャパン(渋谷区)。

「女性が入りやすいようなデザインを意識した」という店内

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 店舗面積は20坪、席数は28席。同社代表取締役専務の鈴木司さんは「ここ10年間でITも淘汰(とうた)されてきた部分があると感じていた。新しいことを始めたいと考えたところ、江戸時代から続いている日本の食文化であるそば屋のオープンに至った。以前から、都心で食べるそばに物足りなさを感じていて、自分たちの不満を解消した新しいそば屋を目指した」と話す。

 「安くて量が多くおいしいそば」をコンセプトに掲げ、普通盛りと大盛りで料金を変えずに提供する同店。「都心のそば屋は量が少なく2~3枚食べるか、丼ものとのセットにしないと満足できないイメージがある。1人前のそばだけで満足してもらいたいという気持ちからボリュームにこだわった」と鈴木さん。

 メニューは、「もりそば」(680円)、「つけおろしそば」「つけトロそば」(以上780円)、「つけ鶏そば」(880円)、「つけカレーそば」(880円)など。現在は季節限定メニューとして、トマトソースを絡めて食べる「トマト鶏そば」(880円)も提供している。

 そばは全て手打ちで提供。そばの実を余すところなく使った一本びき製法で、石臼で1~2時間かけてじっくりひいたそば粉を使用している。9月からは、そば歴16年の店長・及川厚俊さんによる「十割手打ちそば」(780円)も数量限定で提供予定。

 営業時間は11時~15時、17時~22時。日曜・祝日定休。

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