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赤坂の脳神経外科が認定施設に-赤坂の企業も福利厚生など、補助金で受診

医療法人社団 赤坂パークビル脳神経外科・東京脳ドックで診察を行う淺田英穂さん

医療法人社団 赤坂パークビル脳神経外科・東京脳ドックで診察を行う淺田英穂さん

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 赤坂の薬研坂通りにある「医療法人社団 赤坂パークビル脳神経外科・東京脳ドック」(港区赤坂5、TEL 03-5573-8822)は、日本脳ドック学会の定める認定脳ドック施設に認定された。

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 今年2月に開催された同学会の施設認定委員会の審査に合格した同施設。脳ドック実施に関する責任医師が常任していることや高性能なMR機器を使用していることなど、いくつかの認定条件をクリアし優良な脳ドック実施機関として認定された。

 日本で脳ドッグが誕生して20年。平成2年に千葉脳神経外科病院で脳ドック検診が開始され、その分院として平成5年に開業。平成17年に医療法人として赤坂で独立した。全国で脳ドックを受診する人は年間6~7万人と言われるなかで、同施設の年間受診者数は約3000人。赤坂近郊の企業では、TBSや東北新社などの社員が健康保険組合や福利厚生からの補助金制度などを利用して受診しているという。

 クリニックというよりもホテルのような空間を意識し、MR検査室には青い空と雲の壁紙が貼られ、リラックス効果を演出するなど工夫を凝らす。現在は11人の専門医が治療を担当。一日15人ほどの診察を行っている。

 「グレードの高い機器を使用することで、どんなに小さな病気の信号も見逃さず予防対策をすることができる。脳の病気は早期発見、早期治療が大切」と東京都済生会中央病院 脳卒中センター長代理 脳神経外科部長の淺田英穂さん。同施設の広報部・水上郷子さんは、「受診結果をその日中にお伝えすることができる。効率を犠牲にしてでも、一日限られた人に丁寧な対応をすることを心掛けている」と話す。「健康管理の一環として、人間ドッグと同じように40歳を過ぎたら一度受診してもらいたい」とも。

 営業時間は、8時30分~17時(土曜は12時30分まで)、日曜・祝日・年末年始定休。

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